ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイタリアGPのスプリントを10位で終えたが、振動が問題だったと語った。
金曜日のプラクティスで激しい転倒を喫し、左肩を脱臼してしまったクアルタラロ。病院に搬送されたがチェックの末に続行可能と診断され、予選に出場し見事4番手を獲得してみせた。しかしその素晴らしいパフォーマンスも、ひどいレースペースにより無意味なものとなってしまった。
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3戦連続でポールポジションを獲得するなど、予選で輝きを見せている今季のクアルタラロだが、イタリアGPのスプリントでは最初の数周でポジションを徐々に落としていった。
レース終盤、クアルタラロのヤマハYZR-M1はコース上で4番目に遅いバイクだった。そして最終的にフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)にオーバーテイクを許したことで、ポイント圏外まで後退。10位でレースを終えた。
クアルタラロは問題点について説明したが、解決方法については詳しく語ることはなかった。
「チャタリング(振動)だ。まあ、(その他にも)色々とね」
そうクアルタラロは語った。
「詳細をすべて説明する気はないけど、基本的には速く走るために必要な部分すべてが欠けていた」
「チャタリングの原因が分からない。これが少し心配なのは、以前にはなかった現象で、レース中だけに起こるんだ。だからその原因を知るのは興味深い」
クアルタラロは、金曜日の怪我が精神面で影響を及ぼすことがなかったと明言した。
「正直言って、もっと悪い結果を予想していた。幸い今日の結果には影響しなかったと思う」
「昨日から痛みはかなり続いているけど、朝起きた時より悪くなっていないことに驚いた。今は大丈夫だが、明日の様子を見てみよう」
クアルタラロは、ドゥカティ勢がストレートで彼を簡単に抜いていくことについて質問され、「あまりにも簡単すぎた」と述べた。
「僕達は改善しているけど、まだパフォーマンスが不足している。特に彼らがオーバーテイクするのに苦労するかもしれないデータについて、考える必要がある。でも僕達は彼らについていくことができないから、特にレース中は本当に複雑だ」
「マーベリック(ビニャーレス/KTMテック3)は、おそらく毎周僕を追い越そうとしていたと思う。最初の3周で彼から少し離れることができたが、それは僕にとって、問題を抱えておらず、本当に戦えた唯一の瞬間だった」
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