■17年ぶりに復活したスープラの初代モデルはどんなクルマだった?
「スープラ」といえば、トヨタが誇るスポーツモデルです。空白だった期間が長らくありましたが、2019年に「GRスープラ」として17年ぶりに復活。世界中が熱狂したのは記憶に新しいところです。
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今回はそんなスープラの歴史を振り返ってみます。
スープラの名前は、1978年に日本国内でデビューした「セリカXX(ダブルエックス)」の海外名として使われました。そのため、グローバルの初代スープラといえば、日本では初代セリカXXを指します。
初代セリカXXは、その名の通り、日本初のスペシャリティカーといわれる「セリカ」の2世代目の派生車種として誕生。
スポーツカーらしさを前面に打ち出していたセリカとは異なり、どちらかというとグランドツーリングカー的なキャラクターを与えられたセリカXXは、全グレードで2リッター、もしくは2.6リッター(のちに2.8リッターに拡大)の直列6気筒エンジンを搭載していました。
先に北米市場でデビューし大人気車種となった、日産「フェアレディZ」(DATSUN「260Z」)の対抗馬が欲しいという現地からの要望に応えて、スープラが誕生したという背景があったといわれています。
しかし、残念ながら初代スープラは北米市場でフェアレディZの牙城を崩すまでには至りませんでした。
なお、セリカXX登場前年の1977年におこなわれた第22回東京モーターショーでは、セリカをロングノーズ化して直列6気筒エンジンを搭載し、リアセクションをクルーザーのデッキのような形状としたピックアップモデル「CAL-1」が展示されましたが、これこそまさにセリカXXの事前公開だったというわけです。
■よりスポーティになった2代目モデルは世界初のナビ搭載!?
初代モデルはベースとなった2代目セリカから1年遅れで登場することとなりましたが、2代目セリカXXは、ベースのセリカが3代目になるタイミングと同時の1981年7月に登場。
ラグジュアリーなグランドツーリングカーというキャラクターは、同年2月にデビューした初代「ソアラ」にバトンタッチし、セリカXXはよりスポーティなキャラクターに生まれ変わりました。
セリカXXは当時多くのスポーツカーが採用していたリトラクタブルヘッドライトを採用し、セリカとは大きく差別化を図っています。
足回りのセッティングは、当時トヨタと協力関係にあったロータス社が担当。
見た目だけではなく、走りの面でも高いポテンシャルを備えたモデルに仕上がっており、搭載されるエンジンもソアラに搭載された2.8リッター直列6気筒DOHCの5M-GEU型をトップグレードに据えるなど、スポーツ性とGT性を兼ね備えたモデルに進化しました。
登場からおよそ半年後の1982年2月に、2リッターターボエンジンを追加。1983年8月のマイナーチェンジでは、内外装の変更と共に同年3月から解禁となったドアミラーが標準装備となりました。
スポーティな見た目や走りに注目されがちな2代目セリカXXですが、じつは世界初のナビゲーションシステムとなる「ナビコン」を上級グレードにオプション設定していたのです。
ナビコンは、インプットされた目的地の方向と距離をコンピューターが記憶し、正しい方向を刻々と表示するもので、現在のナビのようなルート案内はありませんが、目的地の方角が分かるだけでも、知らない土地でのドライブが楽になったことでしょう。
ちなみに2代目セリカXXの一部の部品は、前述のように協力関係にあったロータス社から1982年にリリースされた「エクセル」に流用されており、ミッションやデファレンシャルといった大きなパーツから、アルミホイール、ドアノブといったものまで、大小さまざまなものが使われていました。
ベースとなったセリカは1985年8月に4代目へフルモデルチェンジを果たしますが、セリカXXは2代目のまま1986年2月まで継続販売され、その後いよいよスープラへとバトンタッチを果たします。
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