■クラウンのさらに上を行く高級感が魅力!
現行の16代目トヨタ「クラウン」シリーズは、伝統的な「クラウン セダン」に加え、「クラウン クロスオーバー」「クラウン スポーツ」「クラウン エステート」という個性的な4タイプをラインナップしています。
【画像】超カッコいい! これが「最高級クラウン」です!(30枚以上)
これまでクラウンシリーズにはさまざまな派生モデルが生まれましたが、かつてクラウンシリーズの最上級モデルとして、1991年から2018年まで販売されていたクルマがありました。
一体どのようなクルマなのでしょう。
そのモデルとは「クラウン マジェスタ」です。
同車は、8代目クラウンのV型8気筒モデル「ロイヤルサルーンG」の実質的な後継車種として、9代目クラウンと同時に登場しました。
クラウンから派生した上級モデルで、クラウンとセルシオの中間に位置づけられていました。
車名の「マジェスタ」は、英語で「威厳」や「尊厳」を意味する「MAJESTY」に由来しています。
1991年に登場した初代クラウン マジェスタは、全長4900mm×全幅1800mmの大型ボディを特徴とし、クラウンの歴史上初めてフルモノコックボディを採用しました。
ボディタイプは4ドアハードトップで、エンジンはフラッグシップの「Cタイプ」に最高出力260PSの4リッターV型8気筒ガソリンエンジン、「Bタイプ」「Aタイプ」に230PSの3リッター直列6気筒ガソリンエンジンを搭載していました。
1995年に登場した2代目は、直線基調のデザインに一新されました。
バブル崩壊の影響か、内装の豪華さはやや控えめになりましたが、4リッターエンジンの最高出力は265PSに向上。
リアデザインは縦型のコンビランプが特徴的でした。
1999年に登場した3代目はプラットフォームを刷新し、ハードトップから4ドアセダンに変更されました。
初代から継承された4リッターエンジンの出力は280PSに達しました。
2004年に登場した4代目は、12代目クラウン(通称:ゼロクラウン)をベースとしたモデルです。
フロントグリルにトヨタ共通のエンブレムが採用され、全体的なデザインも大きく変わりました。
また、多数の先進技術が搭載されたことで注目を集めました。
VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)は、アクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御し、車両の挙動を安定させるシステムで、走行安定性が飛躍的に向上。
さらに、低速追従モード付きのレーダークルーズコントロールが世界初の量産車として搭載され、当時の最先端技術が惜しみなく投入されました。
搭載エンジンは、当時の「セルシオ」などに採用されていた4.3リッターV型8気筒ガソリンエンジンに変更。
なお、2006年にセルシオが販売終了し、レクサス「LS」に移行したことで、マジェスタはセンチュリーに次ぐトヨタの最高級車となりました。
2009年に登場した5代目は、4代目の基本コンセプトを継承しつつ、マジェスタ専用ボディを採用した最後のモデルです。
フロントデザインは13代目クラウンに似ていますが、リアは伝統的な縦型ランプを継承しました。
後輪駆動(FR)車にはレクサスLSやGSに採用された4.6リッターV型8気筒エンジン、4WD車には4.3リッターV型8気筒エンジンが搭載され、5代目がマジェスタ最後の純ガソリンモデルとなりました。
2013年に登場した6代目は、マジェスタ専用ボディを廃止し、14代目クラウンシリーズの一部として位置づけられました。
ロイヤル/アスリートに対してホイールベースを75mm延長し、後席空間を拡大。
外観の特徴としては、クラウン専用の王冠エンブレムに回帰し、縦基調のフロントグリルでロイヤル/アスリートとの差別化が図られました。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒ハイブリッドに統一され、システム最大出力は343PSで、従来のV8モデルと同等のパワーを実現しました。
2018年に生産を終了し、15代目および16代目クラウンにはマジェスタはラインナップされていません。
※ ※ ※
クラウンから派生した上級モデルであるクラウン マジェスタは、時代を先取りした最新技術を搭載し、日本車をリードする存在でした。
ジェントルな外観、大排気量のV8エンジン、全長5mに迫る大型ボディなど、クラウンにはない数々の特徴を備えていました。
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みんなのコメント
エアサスもV8も取り上げられた。
クラウン伸ばしただけ。