BAC 1人乗りスポーツカー「モノR」に新たな派生モデル設定 グローバル展開に野心

BACモノRに新たな派生モデル

英国のスポーツカーメーカーであるBAC（ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー）は、8月17日の米モントレー・カー・ウィーク2023で、超軽量モデル「モノR」の新たな派生モデルを発表する。

新型車の投入は、「高性能・超高級車」を提供するグローバルブランドになるための戦略の一環とされ、BACのラインナップに「新たな次元」をもたらすことになるとされている。

BACは、ブランドに期待される性能とハンドリング特性に忠実であると同時に、新たな市場を開拓し、世界の舞台でより大きな存在感を示すことができると述べた。

パワートレインは、モノRと同じマウンチューン製の自然吸気2.5L 4気筒ガソリンエンジンを搭載すると見込まれる。ワイドボアのシリンダーと新しいビレットアルミニウム製クランクシャフトにより、レブリミットを8000rpmまで引き上げたユニットだ。

車重555kgのモノRでは、リッターあたり138ps、1トンあたり620psのパワーウェイトレシオを実現しており、公道走行可能なNAエンジンの「世界記録」であるとBACは主張する。0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は275km/hに達する。

新型車がどのような内容になるかはまだ不明だが、販売拡大を目指すBACにとって重要なモデルとなりそうだ。

Comments

モノが過激なのはわかっているから驚かないけど、アルミのクランクシャフトってのは本当ならすごすぎる。誤訳か？と思ってUKの元記事も見たけどちゃんとアルミのビレットクランクって書いてある！
知識の足りない記者の誤報としたらまあ妥当な線だけど、もし本当にアルミでまともに回るクランク出してきたら、感動して平伏してしまうな（笑）

4輪バイクにしては 高価過ぎるのが、難