eスポーツでも大活躍のノリス、F1開幕後はもっと真面目に？「”変わる”つもりはないけどね！」

　2019年にマクラーレンからF1デビューしたランド・ノリス。彼のユーモアはすぐにパドックやソーシャルメディアで人気となった。また彼は、チームメイトのカルロス・サインツJr.とも良好な関係を築いた。

　49ポイントを稼いでランキング11位でシーズンを終えたノリスだが、「リラックスしすぎていたし、楽しみすぎていた」と話し、ふざけすぎていた時もあったと1年を振り返った。

　現在、新型コロナウイルスのパンデミックによりシーズンが中断され、多くの現役ドライバーがeスポーツに参加している。普段からレースゲーム配信を行なっていたノリスはその実力をいかんなく発揮し、さらに人気を集めている。

　最終的にシーズンが再開された際、ノリスはこれまでよりも”真面目”にシーズンに挑むつもりなのか訊くと、彼は次のようにmotorsport.comに答えた。

「全てが普通に戻り、マクラーレンで一生懸命作業できるようになったら、頭を切り替えて、シミュレーターやセットアップ作業などやるべきことに集中する必要がある」

「それほど家にいることがなくなるんだ。ストリーミングをすることもあまりできなくなる。物事をもう少し真剣に捉えなければならなくなるだろう」

「でも僕は変わるつもりはないんだ。僕は自分じゃない誰かになろうとは思わない。だけど適切なタイミングで適切な発言をしたい。根本的にふざけていて、物事に真剣に捉えていないと思われたくはない」

「僕は僕でなきゃダメなんだ。でも、常に集中している人物だと思われなくちゃいけない。時にはジョークも言うけど、集中しているようにも見える必要がある」