フェラーリを乗りこなすのに苦労するハミルトン。しかしイタリアには大満足「2日でピザを3枚食べちゃった（汗）」

　フェラーリのルイス・ハミルトンは、チームの本拠地であるイタリア・マラネロでの日々を楽しんでいるようで、ついついピザを食べ過ぎてしまっているという。

　今季からフェラーリに加入したハミルトンは、中国GPのF1スプリントでは勝利したものの、依然としてマシンを乗りこなせていないようで、チームメイトのシャルル・ルクレールに差をつけられることも多い。

　しかし、チームの本拠地イタリアは大変気に入っている模様だ。

「イタリアでの日々は、大変気に入っている。ピザやパスタを食べるのは控えるようにしているんだけど、正直言ってあまりうまくいっていないね」

　そうハミルトンは語った。たしかにフェラーリ本社の正門前をはじめ、マラネロにはいたるところに美味しいレストランがある。鉄の意志をもってしても、イタリアの食を避けるのは無理であろう。

「先週マラネロに行った時には、2日間でピザを3枚くらい食べてしまった。いつもピザを持ってきてくれる人がいるんだよ。仕事が終わってから、遅くに彼にメールを送って、『ねえ、ピザ食べたいんだけど』と言うと、いつもピザを持ってきてくれるんだよ。本当に楽しんでいる」

　ハミルトンは、もっとイタリア語を習得したいと語る。

「今はイタリアには住んでいないけど、もっと多くの時間を過ごして、今年のうちに今後どうするか考えたいと思っている。イタリア語はあまり上達していないから、もっと練習しなきゃいけないね」

　そしてチームは、ハミルトンができるだけ早く溶け込み、マシンを乗りこなせるよう、全力で仕事を進めているようだ。

「チームとはとてもいい感じだ。僕がチームに加わった最初の日から、多くの変化がある。例えばシミュレータを調整してくれたり、膨大な作業が続いている」

「でも全員が本能に素晴らしい反応を見せてくれていて、とても協力的なんだ。本当に感謝している」

　ハミルトンがフェラーリのマシンを乗りこなすのは、時間の問題のように見える。実際、マイアミGPのスプリント予選ではルクレールと0.2秒差ながらすぐ後ろの7番手グリッドを手にしている。

　ただ、2日でピザ3枚というのは、体型の面で心配になってしまうが……。