4度のF1世界チャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1にV10エンジンを復活させるべきだというFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長の意見に同意したものの、交渉自体は非公開で行なわれるべきだとして、公に発言したことにはあまり感心していないようだ。
今年の2月、ベン・スレイエム会長はソーシャルメディアを通じて、持続可能燃料の活用を通じてF1がV10エンジンに回帰することを検討するべきだと語った。
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「シャシーとパワーユニット(PU)に関する2026年レギュレーションの導入を心待ちにする一方で、我々は将来の技術的なモータースポーツのトレンドをリードしていかなければならない」とベン・スレイエム会長は語った。
「持続可能な燃料で走るV10の轟音を含め、様々な方向性を検討すべきだ」
「どのような方向性が選択されるにせよ、我々はチームとメーカーをサポートし、研究開発費のコスト管理を徹底させなければならない」
V10エンジンは2005年以来F1から姿を消しており(注釈:2006年にはトロロッソだけが、特例としてレブリミッター付きのコスワースV10エンジンを使用)、その後V8エンジンに移行。2014年からは現行のV6ハイブリッドエンジンになったが、スペクタクルという観点から音の小ささが批判の対象となってきた。そのため、V10復活は多くのファンから受け入れられるだろう。
motorsport.comの取材に応じたフェルスタッペンは「もちろん、とても良いアイデアだと思う」と語った一方、FIA会長が公の場でこうした発言を行なうことには否定的だ。
「しかし、それが可能かどうかはまったく別の話だ」
「色々なことを声高に叫ばない方が良いと僕はいつも思っている。舞台裏で物事を解決する方が、みんなのためになる」
2026年シーズンのF1はテクニカルレギュレーションが一新され、100%持続可能燃料で回る次世代のV6ハイブリッドエンジンがデビューを飾る。
これを機にアウディが既存のザウバーを買収しワークスチームとして新規参戦を開始。キャデラックは今後の独自PU開発を見越した上で、フェラーリのカスタマーチームとしてグリッドに並ぶこととなる。ホンダも正式にF1復帰を果たす。
またレッドブルは2026年、技術提携を結ぶフォード協力のもと、PUメーカーとして実質的なデビューを迎えるが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはベン・スレイエム会長のV10復活案を支持している。
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