■「X6M」をさらにアグレッシブ仕様へと高めるキット
ドイツのチューナーであるハーマンから、BMW「X6M(F96型)」に対応するボディ&インテリアのキットが発表された。
「ランボルギーニBMW」といわれた悲運のスーパーカー「M1」とは
X6Mといえば、日本にもサード・ジェネレーションとなる最新世代のモデルが「X6Mコンペティション」のみ正規輸入されているが、そのパワーユニットは、最高出力で625psという高性能を発揮するM社製の4.4リッターV型8気筒ツインターボだ。ノーマルでもその走りは過激なことで知られているX6Mに、ハーマンはポテンシャルの高さをアピールするパーツをリリースしたのである。
●気軽に装着可能なエアロキット
まずリリースされたのは、X6Mのエクステリアデザインをより魅力的なものとするボディキットや、ユーザー自身でも簡単にフィッティングが可能なインテリアのアクセサリー類である。
それによってチューニングの費用が抑えられることも、カスタマーには嬉しいところだ。
ボディキットは、フロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、リアスポイラー、ルーフスポイラーなどで構成されている。フロントエンドに装着されたエンブレムはハーマンのものに交換されている。
また23インチ径のホイール「アニバーサリー・エボ」のサイドウォールには、ハーマンの刻印も入る。ホイールはハイパーシルバー、グラファイトグレー、ブラックラインからの選択が可能。ボディカラーに合せて、どのホイールをチョイスするのかも、カスタマーの大きな楽しみだろう。
さらにハーマンのコイルスプリングキットは、装着することで車高を35mmローダウンさせることができる。このローダウンによって、コーナリングでのさらなる安定感が高まるとともに、X6Mがさらにクーペライクなアグレッシブなスタイルへと変貌する。
ルーフスポイラーを始めとするボディキットは、高速域での安定感をさらに高めるとともに、他のX6Mとの差別化という意味でも非常に効果の高いパーツだ。
インテリア関連のアクセサリーでは、フロアマットとペダル類、そしてフットレストが発売された。これらはいずれもアルミニウム製で、その仕上がりも実に美しい。
ハーマンの手によって、さらにスポーティさと美しさが高めれらたX6M。日本でもX6Mコンペティションのオーナーに、人気を博すキットとなりそうだ。
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みんなのコメント
それは、道行く誰もがふりかえる、突き抜けた名車の登場!
縦置きFRベースでらしさも残ってるし。