アプリリアのマーベリック・ビニャーレスは、MotoGPイギリスGPのスプリントで3位フィニッシュ。これはサマーブレイク中に取り組んだ弱点克服の成果が出たためだという。
8番グリッドからスタートしたビニャーレスはスタート直後から快調に飛ばし、ジャック・ミラー(KTM)、ホルヘ・マルティン(プラマック)、ヨハン・ザルコ(プラマック)といったライバルを抜き去り、優勝したアレックス・マルケス(グレシーニ)からわずか3秒差の3位で表彰台に上った。
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ビニャーレスがスプリントでトップ3に入ったのはこれが初めて。決勝レースも含めれば、開幕戦ポルトガルGP以来のトップ3フィニッシュとなった。
レース後、ビニャーレスはDAZNに対し、この結果は特に驚きはなかったと語った。
それは夏の間に改善されたバイクの性能を100%引き出せば、素晴らしい結果を残せると考えていたからだ。
またここ数週間のトレーニングのおかげで、オーバーテイクのために”バイクをねじ込む”際に、より力強い決断ができるようになったことも、この結果に関係しているという。
「この夏にやってきたことが報われたようで、うれしい。最初のラップは、他のライダーたちとバトルしながら、とても心地よく走れた」
そうビニャーレスは語った。
「興味深いのは、マシンをうまくコントロールできたことだ。それがこの夏に取り組んできたことなんだ。トレーニング・パートナーのみんなとぶつかり合いながら取り組んできたんだ。例えば、(Moto2クラスを戦う)ペドロ・アコスタとかね」
ビニャーレスは、決勝レースでも再び輝くことができると確信しているようだ。
「いつも言っているように、落ち着いてハードに働くんだ。このマシンから最大限の力を引き出せば、素晴らしいことができる。それが目標だ」
「ドライでもウエットでも競争力があることは分かっている。マシンを最大限にプッシュすれば素晴らしいレースができることを知っている。明日は大きなチャンスがある」
一方で、ビニャーレスは金曜日午後のプラクティスで転倒を喫しており、その悪影響もあったと明かした。
「クラッシュの後、昨日は身体的にかなり良くない状態だった。痛いけど、乗れるよ。僕には強い身体があるんだ」
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