アウディは、2025年6月16日、プレミアムコンパクトSUV「Q3」の第3世代モデルを世界初公開した。
アウディのQ3は、プレミアムコンパクトセグメントにおいて、10年以上にわたりベストセラーであり続けている。現在、第3世代が、いくつかの点で新たな基準を打ち立てている。このモダンなSUVのエクステリアは、自信とエモーションを放っている。数多くの革新的な機能によって、Q3はデジタルパートナーといえる存在になる。
SUBARU「クロストレック」vs ホンダ「WR-V」コスパ最強のコンパクトSUVはどっち?
最大119km(参考値)の電動航続距離を持つプラグインハイブリッドモデル
ファーストクラスのユーザーエクスペリエンスを提供すると同時に、多くのアシスタンスシステムにより、ドライバーおよび他の道路利用者にとって、より大きな快適性と安全性を確保。バランスの取れたサスペンションに加えて、ライトのデジタル化も、顧客にとっての利点を高める。デジタルマトリックスLEDヘッドライトに採用された新しいマイクロLEDテクノロジーが、高度なパーソナライゼーションとアダプティブで高解像度なライトファンクションを可能にする。
新しいQ3のもう一つの特徴は、マイルドハイブリッドテクノロジーを備えた、効率的で部分的に電動化された内燃エンジンと、最大119km(参考値)の電動航続距離を持つプラグインハイブリッドモデルであるということである。
AUDI AG CEO ゲルノート デルナー氏は、次のように述べている。
「Q3は、初代モデルの発売以来、全世界で累計200万台以上販売された、アウディで最も売れているモデルのひとつで、製品ポートフォリオの中でも高い地位を占めています。Q3の第3世代の登場で、重要なモデルファミリーはアウディのプロダクト・イニシアティブの一環として刷新され、また、力強いプラグインハイブリッドおよび効率的な内燃エンジンを導入して、アウディのラインアップを強化します。この新型モデルは、効率性、ドライビングダイナミクス、快適性を兼ね備えています」
効率的で部分的に電動化された内燃エンジンに加えて、Q3は、快適性とダイナミクスのバランスを可能にする新しいアダプティブサスペンションを提供する。AUDI AG 技術開発担当取締役 ジェフリー ブーコ氏は、以下のように付け加えている。
「コンパクトセグメントのQ3のインテリアには、フルサイズクラスのデジタルステージを採用しています。革新的な操作コンセプトと多数のアシスタンスシステムが、安全性と快適性を高め、Q3を日常における理想的なデジタルパートナーにしています」
新型Q3は、先代モデルと比較して、さらにエモーショナルなデザインを備えている。幅広いシングルフレームとシャープに絞り込まれたヘッドライトは、空力コンセプトに完全に統合されている。また側面から見ると、ヘッドライトとリヤライトの間にある水平のショルダーラインが、車両を視覚的に2つの部分に分けており、特別な光と影の分布を生み出している
リヤセクションには、オプションのデジタルOLEDリヤライトが採用されており、連続するLEDライトストリップと発光するフォーリングスによって補完されている。このレベルのライティングテクノロジーが、新しいQ3に採用されるのは、アウディのコンパクトセグメントにおいて初めてのこととなる。
このコンパクトSUVのフロントには、デジタルマトリックスLEDヘッドライトが搭載されており、Q3で初めてマイクロLEDモジュールが使用されている。このマイクロLED技術の採用により、照射性能が大きく向上し、路上での強いコントラストが確保される。そしてライトガイダンス機能は、ドライバーアシスタンス機能とこれまで以上に密接に結びつけられている。LED技術を用いたデジタルデイタイムランニングライトは、片側につき23個のセグメントで構成されており、車両に個性的なライトシグネチャーを生み出し、道路上でひと目で認識できるようにしている。
インテリアにおいては、新しいステアリングホイールコントロールユニットにより、センターコンソールにおいてより多くの収納スペースを確保し、新しいユーザーエクスペリエンスとより優れた空間感覚を創りだしている。このステアリングホイールコントロールユニットは、2つの新しいステアリングコラムレバーが初めて統合された。右側のレバーはシフトセレクターとして、左側のレバーはライト機能およびワイパー操作用のコントロールエレメントとして機能する。
また、アウディのコンパクトセグメントにおいては初めて、フロントサイドウィンドウにアコースティックガラスをオプションで装備可能で、より優れた室内音響が高速走行の際に特に感じられる。さらに488リッターのトランク容量は、 Q3の実用性も示している。シートベンチを折りたたむと、Q3の収納スペースは最大1,386リッターに増加。シートベンチは前後にスライド可能で、標準で角度調整も可能。なお、このSUVは、最大2,100kgのけん引能力を持っている。
さらに改良された標準サスペンションは、より優れたドライビングエクスペリエンスを提供。スポーツサスペンションおよび2バルブダンパーコントロール付きサスペンションは、オプションとして選択可能で、バランスが良いドライビングエクスペリエンスを実現。
そして運転支援のハイライトのひとつは、アダプティブドライビングアシスタンスプラス。より高い道路上の安全のために、室内カメラがドライバーの眠気や集中力の欠如の気配を監視する。学習型パーキングアシストは、Q3に個別の駐車操作を教えることが可能となっている。新しいreverse assistは、袋小路からの後退を確実に支援する。
高効率エンジンの幅広いラインナップ
Q3ファミリーのエントリーモデルは、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒ガソリンエンジンと7速S tronicを標準装備とするQ3 SUV TFSI 110kW。出力は、110kW(150PS)。1.5TFSIの特長は、シリンダーオンデマンド(COD)システムとなる。このシステムは、低・中負荷時に、第2および第3シリンダーを一時的に休止させる。
内燃エンジンの中で最も高出力なのが、quattroドライブを備えるAudi Q3 SUV TFSI quattro 195kWです。7速S tronicを組み合わせた2.0リッター4気筒エンジンは、出力195kW(265PS)トルク400Nmを4輪に伝達する。さらに長距離ドライブに特に適する、Q3 SUV TDI 110kWは、前輪駆動と7速S tronicを標準装備している。出力110kW(150PS)トルク360Nmにより、長距離移動でも低燃費を実現。
プラグインハイブリッド(PHEV)は、電動駆動モデルでありながら、同様に長距離走行に適しており、これまで以上にパワフルで効率的。Q3 SUV e-hybrid 200kWは、エンジンと電動モーター(85kWおよびトルク330Nm)を組み合わせ、システム全体で200kW(272PS)および400Nmの最大トルクを発揮する。
また総電力容量25.7kWhの高電圧バッテリーを搭載して、外形寸法は従来モデルとほぼ同じながら、その容量はほぼ2倍になっている。正味容量は19.7kWh。バッテリーは96個の角形セルで構成され、4つのモジュールに分割されており、従来よりも多くのエネルギーを蓄えることができる。セル化学の最適化とパッケージの改善により、各モジュールの充電容量は従来の37Ahから73Ahへと向上した。
これにより、WLTPテストサイクルでの電動航続距離は、最大119km(参考値)に達する。Q3 SUV e-hybrid 200kWは、理想的な条件下で最大50kWのDC充電に対応し、電動走行による快適な移動を可能にする。10%のバッテリーを80 %まで充電するのにかかる時間は30分未満。アウディ独自の充電サービスであるAudi chargingにより、ヨーロッパ28カ国における多数の充電ポイントへのアクセスが可能となっている(オプション)。
新型AQ3は、2025年10月に発売予定で、夏からオーダーが可能。アウディは新世代の生産を、ハンガリー・ジェールおよびドイツ・インゴルシュタットの工場で共同で行っている。
関連情報:https://www.audi.co.jp/ja/
構成/土屋嘉久
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「キムタク」が1000万円超えの「超高級SUV」と2ショット公開! 愛車は「激レア“日産車”」!? 愛犬“アム”とのドライブをエンジョイ
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
ロシア軍の「強力な新兵器」が空中で木っ端みじんに “複数の刺客”に攻撃される
トヨタ新「ランドクルーザー」発表に反響多数! 「ついに来たか!」「燃費よくなってサイコー!」の声! “快適ハイブリッド”採用の欧州モデルに寄せられた意見とは
ロシア軍の「重火炎放射システム」攻撃を受け“大爆発”する映像を公開 非人道兵器として国際社会で批判される自走ロケット
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
「オレンジの中央線」まさかの再登場!? 17年ぶり本線走行にSNS騒然 JR東日本唯一の「201系」今後どこへ行く?
【実際どうなの?】惜しまれつつ生産終了となった「GT-R」オーナーの本音…登場から18年も走りはまだまだ一級品
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
日産「マザー工場」閉鎖の衝撃――なぜ追浜は年間稼働率4割で止まったのか? グループ2万人の人員削減で露呈する国内生産の限界
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?