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京都でマセラティデイ2025開催!東本願寺門前に並ぶ60台の新旧トライデントは圧巻【日本とイタリアの洗練された伝統が融合】

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京都でマセラティデイ2025開催!東本願寺門前に並ぶ60台の新旧トライデントは圧巻【日本とイタリアの洗練された伝統が融合】

本国CEOからビデオメッセージも

11月15、16日、『マセラティデイ2025』が京都にて開催された。

【画像】オーナー同士の長年の温かな交流を感じた2日間!マセラティデイ2025 全95枚

こちらは『マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン』が年に一度行うミーティングで、31回となる今回のテーマは『日本とイタリアの洗練された伝統の融合』。ガラディナーの会場となったデュシタニ京都のエントランスでは、めでたく紅白のグレカーレが来場者を迎え、GT2ストラダーレも展示されていた。

パーティには約140人が参加。レスピーギの『ローマの松』をバックにブランドの歴史を振り返るオープニング映像で幕を開け、越湖信一会長始め、クラブのメンバーがイタリア本国を訪れた際の様子もスクリーンで紹介された。

マセラティCEOのジャン=フィリップ・インパラート氏からのビデオメッセージに続いて、マセラティ ジャパン代表取締役の木村隆之氏が和服姿で登壇。当クラブの会員でもある木村氏は、愛車の1998年式ギブリIIで自走してきた、と声を弾ませ、「マセラティはイタリアの宝であり、現在、新しいクルマの開発も行っている」と未来の明るさを強調した。

食事中は、4月に開始が発表された『マセラティクラシケ』の解説や、新メンバーの紹介を実施。さらに全国各地(ノースやイーストなどの大きな地区分けだけでなく、例えば金沢支部、というものまである)の支部でこの1年に開催したイベントの模様が紹介されたが、その回数の多さに驚かされた。

クラブの規模は年々大きくなり、メンバーの数は20年前の1.5倍の約150人にもなるという。それだけの人数が長きにわたって非常に活発に活動しており、「こういうブランドは他にないのでは」という木村氏の言葉に大きく頷く思いだった。

博識なうえに知識欲旺盛なオーナーたち

翌16日は、朝から東本願寺前の『お東さん広場』にメンバーの所有車60台を展示。荘厳な寺院の前に新旧のトライデントがひしめく様子は圧巻の一言で、居合わせた観光客がひっきりなしにシャッターを切っていた。

『元』雨男を自称する越湖会長が「これまでイベントで天気が崩れたのは1度だけ」と胸を張るだけあり、この日は満点の晴天。色づき始めた銀杏越しに晩秋の太陽が照らす中、新たに加わったメンバーを中心に、それぞれの愛車の前でオーナーズインタビューが行われた。購入動機や、どんな風にマセラティ・ライフを楽しんでいるか、という話をきっかけに、そのモデルの魅力や車両個体について越湖会長が掘り下げていくというもので、これが実におもしろかった。

例えば、参加者の平尾昭一郎氏が所有する1968年式ミストラルは、約1年前に堺正章さんから譲り受けたという一台。平尾氏が「ステアリングがちょっと重い以外、マイナス面はひとつもない」と話すと、越湖会長が現状のコンデイションに至るまで経緯に触れ、さらにその前のオーナーである紅粉氏がそれ以前の来歴含め、車両の歴史を遡って解説してくれる。1台のクルマが紡いできた歴史を、その場にいる参加者みんなで共有できるのだ。

参加者は興味津々で耳を傾けつつ、細部に渡って撮影したり、新メンバーからの質問に答えたり、教えあったりと、一台ずつ、熱量高く楽しんでおり、『博識なうえに知識欲旺盛』というマセラティ・オーナーらしさを感じた場面だった。

さらに印象的だったのは、記念の集合写真を撮る時のチームワークの良さ。前列で数人がフラッグをきれいな角度で持ち、各々が全体を見ながらバランスよく立ち位置を移動する、その阿吽の呼吸とスピードに、イベント慣れと長年の信頼関係がにじみ出ていた。

スペシャルゲストは奥山清行氏

この日、スペシャルゲストとして、カー・デザイナーの奥山清行氏が来場。グレカーレ・トロフェオをベースに作られ、今年2月に国内初お披露目された『ケン・オクヤマ×マセラティ・ピュアネス・オブ・アジア』を自ら解説した。

こちらは、ケン・オクヤマ・デザイン監修のもと、マセラティのパーソナライズ・オーダーシステム『フォーリセリエ』とのコラボレーションで制作された特別なモデルだ。

マセラティをデザインした唯一の日本人でもある奥山氏は、現車を前に、マセラティの美しさとフォーリセリエの可能性に言及。マセラティ社デザイナーのクラウス・ブッセ氏と連携を取りながら、スイッチの幅から糸の太さまで「手を入れていないところはないくらい」徹底的に作り込んだと強調した。

車内はダッシュボード上や前席の背面部にあしらわれたレザーや、そのブルーを強調する太めのステッチなど、マセラティの技術力がいかんなく発揮されている。陶器のような輝きを持つボディに入ったトライデントのモノグラム柄は、大きさや重なり具合を変えて100パターンほど案を出した中から精査したのだそう。

奥山氏はこのモデルを実際に購入したことを発表し、さらに「これは別にワンオフ・モデルではありません。みなさんもフォーりセリエを存分に活用してみては」と呼びかけた。

早速クルマを取り囲み、目を凝らし、あちこち覗き込む参加者と交流しながら奥山氏は、「マセラティのオーナーは本気のクルマ好きが多く、こうして集まって思い切りクルマ談義できるのが楽しい」と目を細めていた。

その後、デュシタニ東京でランチパーティを楽しんだ参加者は、京都の町でパレードランを行い、それぞれ帰路に就いた。古都を駆け抜ける艶やかな車列と、それに手を振る観光客や京都の人々の様子に、みんなが幸せになるイベントの理想形を見た思いだった。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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