ドゥカティは6月25日に2027年のライダーとしてペドロ・アコスタの加入を発表。契約延長が発表されたマルク・マルケスと合わせ、来季以降のライダーラインアップが固まった。
2024年のMotoGPクラスデビュー前から高い評価を得てきたアコスタと、これ以上ない実績を積んでいるマルケスという豪華ラインアップということで、マシンが850cc化される新時代に向けた期待はより高まることとなった。
■ドゥカティ、ペドロ・アコスタと2年契約を締結。マルク・マルケスと超強力コンビを結成
第10戦オランダGPの記者会見ではマルケスとアコスタが同席していたが、マルケスはドゥカティによるアコスタ獲得を歓迎し、ファクトリーチームにとって大きな戦力になるだろうと語った。
「ペドロはマーケットに出ていたライダーの中でも最高クラスのひとりだった。だから、どのチームにとっても最高の選択肢のひとつだったと思う」
マルケスはそう語る。
「彼は速いし、若いし、フレッシュなライダーだ。だから最初から非常に速いだろう。
「ただ、これ以上深く話すつもりはない。なぜなら、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ)へのリスペクトがあるし、彼が今のチームメイトだからね」
なおアコスタとの戦いについて、自身の若い頃の姿と戦うようなものになるのではないかと問われたマルケスは、冗談交じりに「その話をする時間は冬になればたくさんあるよ」と答えた。
Moto3、Moto2クラスではごく短期間でチャンピオンに輝いたアコスタは、将来の大スターとして期待されてきた。MotoGP参戦から3年足らずで、彼は速いが不安定な若手という評価から、グリッド屈指のライダーのひとりへと成長した。
ただKTMのマシンがアプリリアやドゥカティの支配に対抗できるだけの競争力を発揮できていないため、彼はそこに足を引っ張られてしまっている部分もある。とはいえKTM内では実質的なライバルもほとんど存在せず、アコスタは2025年シーズンにKTMの他の全ライダーを合計したよりも多くのポイントを獲得するなど、その速さに疑いはない。
アコスタにとってもマルケスと組むことはキャリア最大の挑戦となるが、アコスタ自身はむしろ9度の世界王者から学べることを楽しみにしていると語った。
「マルクと物事を共有できるのは光栄だと、これまで何度も言ってきた」と、アコスタは言う。
「彼はキャリアの終盤に差しかかっている。一方で、僕はMotoGPでのキャリアを始めたばかりだ。だからこそ、彼から学び、彼の経験の一部を吸収しようとするのは僕にとって良い機会だと思う」
「彼はダニ(ペドロサ)、ホルヘ(ロレンソ)、そしてバレンティーノ(ロッシ)といった偉大なライダーたちと戦った最後の世代のひとりだ。そうしたライダーたちから得た豊富な経験があるんだ」
「僕はまだMotoGPでの初期段階にいる。レース運びやプレッシャーへの対処といった面では、彼はすでに9回もタイトルを獲得しているライダーだ。十分すぎるほどの経験を積んでいる。もしかしたら、それを僕にも分けてくれるかもしれないね(笑)」
「僕たちの関係は自然でプロフェッショナルなものだ。抱き合ったり、一緒に食事へ行ったりする必要はない。ライバル関係というのは、マルクが以前言っていたように、チャンピオンシップを争うことで生まれるものだ。同じガレージにいるからという理由だけで生まれるものではない。少なくとも今のところ、ライバル関係なんてないよ」
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みんなのコメント
それとも、あっけなくはね返されちゃうのか。
どっちにしろ、注目したい。