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あおり運転に遭いやすいクルマ、あおり運転しやすいクルマの車種とボディカラーの傾向、そしてあおり運転を招く行為とは!?

 2018年からチューリッヒ保険が毎年、全国のドライバーを対象に調査している「あおり運転実態調査」によると、被害に遭うクルマは圧倒的に白系が多く、ホワイト(26.3%)とシルバー(25.8%)が合わせて半数以上だったそうだ。

 一方、加害車両の色はブラックが27.8%で最多で、被害に遭っているクルマの種類は軽自動車が最多(28.8%)だったことが判明している。そこで、実際にあおり運転されやすいクルマとあおり運転しやすいクルマ、さらにはあおり運転を招く行為について国沢光宏氏が考察する。

あおり運転に遭いやすいクルマ、あおり運転しやすいクルマの車種とボディカラーの傾向、そしてあおり運転を招く行為とは!?

文/国沢光宏、写真/AdobeStock(トビラ画像:freehand@AdobeStock)

■車種については明確にあおられる傾向がある?

ボディカラーは白とシルバー系で半数を占めたというが……(Imaging L@AdobeStock)

 仕事柄、自動車評論家はさまざまなタイプのクルマのハンドルを握る。軽トラックのこともあるし、ロールスロイスやフェラーリ、はたまたロールケージがバリバリに入った競技車両だったりもする。

 チューリッヒ保険があおられるクルマの色や車種などの興味深い調査を公開しているけれど、それによれば白系のボディカラーや軽自動車が被害に遭いやすいという。考察してみたい。

 調査によれば、ボディカラーは白系とシルバー系で半数以上を占め、車種でいえば軽自動車が30%近かったそうな。その傾向はあるかといえば、車種についちゃ明確に「ある」と答えたい。

 先日も軽トラック(マイカーです)で高速道路をイッキに490kmほど走った。100km/h制限区間を80km/hで走る車両を抜く時など、後続車からのプレッシャーを感じる。

 逆にメルセデスSクラスやアルファードの濃色に乗ってると、あおられることは「ほぼ」なし。素晴らしいのは黒のロールスロイス。あおられるどころか、常に車間距離を開けてくれる。

 ここまで読んでいただければわかるとおり、後続車は車種や色を見ているんじゃなく「乗っている人」を考えるのだった。最近ヤバい皆さんもお金がないのか、軽自動車に乗っているケースなどありますけど(笑)。

■では、なぜあおり運転をされるのか?

クルマを運転する場合、念頭に置きたいのが自分がやられたら嫌な行為をしないことがまず肝要だと筆者は第一に主張する

 チューリッヒ保険の調査は「なぜあおられるのか?」ということにまで踏み込んでいない。以下、さまざまなクルマのハンドルを握る自動車評論家としての経験値から理由を紹介してみます。

まず、軽自動車があおられやすいのは非常に簡単。あおられる運転をするからだ。仕事柄、地方に行く。すると周囲のことなどまったく考えていないゴーイングマイウェイな皆さんがたくさんいる。

 いろいろな理由があるんだろう。明らかに危険だと思われるタイミングで人の前に割り込んできても、ノロノロ走っていても、同じような生活スタイルばかりの地域だったら何ら問題なし。

 けれど買い物や病院に行くべく、その地域以外のクルマも走っている道路に行けば、激しい怒りやイライラを売りまくる運転になってしまう。私は神様みたいな人格だから怒りませんが。

 そこまで酷くなくても、軽自動車に乗っている少なからぬドライバーは、ハンドル握ったら人のことなど考えない。信号が変わってもワンテンポ遅れ、さらにノロノロ加速するような人など、ケンカ売りながら走っているようなもの。

 そんなこんなで「軽自動車=交通のジャマ。人間としても弱い」というイメージができ上がってしまう。結果、軽自動車でノロノロ走っていたら、あおられる。

■ボディカラーはどうか?

日本を走るクルマのボディカラーは白、シルバー、グレーで約6割を占める。当然ながらあおられるクルマのボディカラーもそれに準ずることになる(xiaosan@AdobeStock)

 白やシルバーのクルマがあおられるのは、色に起因しているものではない。基本的に日本で走っているクルマは白とシルバーが多いからだ。大雑把に言えば白とシルバーだけで50%近い。

 これに「白系」といっていいグレーを含めれば60%近くなる。当然ながらあおられるクルマも60%近くは白とシルバーということになります。ということで統計としちゃまったく意味なし。

 ただ、あおられにくいカラーは存在すると思う。アルファードでいえば濃色とホワイトで「脅威度」が違う。濃色だと少しばかり雰囲気よくない(笑)。さらにスモークフィルムとか貼ってあると、もうキビシイ。こういった皆さんは「あおる側」にもなるため、「あおるクルマのボディカラーの30%が黒」になるのはよくわかる。ただ。日本で走っているクルマの20%近くが黒。少し確率が高い程度だ。

 また、ホワイトだってあおられない車種もある。ロールスロイスやセンチュリーの新車でパールホワイトとかになると、黒より近寄り難い。こういった皆さんは黒で威嚇する必要すらないんだと思う。具体的に書くとセレブですね。高貴な方や超お金持ちも含む。いずれにしろあおった方が損することを「気が短いドライバーなりの勘」でお近づきにならないようしてるんだと思う。

■周囲をイラつかせない運転をすることがカギ

相手の気持ちを汲んだドライビングを心がけることが重要になってくることは間違いないだろう(metamorworks@AdobeStock)

 まとめてみたい。文頭に書いたとおり、私は最もあおられやすい軽トラックも所有しているが、やはりあおられたことはなし(高速道路で追い越し時に雰囲気は感じるがあおられ前に走行車線に戻る)。

 車線変更や合流時だってしっかり挨拶すればまったく問題ない。ただ、周囲のイライラを買う運転をしていたら、間違いなく軽自動車は濃色のアルファードよりあおられる確率が高くなる。

 もし、自分が「あおられやすい」と感じたなら、車種やボディカラーのせいにせず、あおられない運転を心がければよい。乗り方であおられることはなくなります。逆に「周囲をイライラさせるマイペースの運転を止める気なし! でもあおられたくない」というのなら、濃色のミニバンにスモークフィルムを貼り、極めて怪しい雰囲気に仕上げればOK。あおられる可能性は激減すると思う。

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