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【46年間も不動車】レストア途上のフェラーリ・デイトナがオークションに 約5000万円で落札

膨大な数のパーツが付属

text:Lizzie Pope(リジー・ポープ)

【画像】1971年製フェラーリ365GTB/4デイトナ 全217枚

photo:Collecting Cars

ほぼ半世紀もの間、路上を走ることがなかったフェラーリ365GTB/4 “デイトナ” ベルリネッタが、先日ネットオークションに掛けられ、新たなオーナーを見つけた。

大きな可能性を秘めたレストア途中のデイトナが今年1月、コレクティング・カーズによるネットオークションに出品され、34万6000ポンド(約5000万円)という金額で落札された。

1974年から一度も路上を走っていない状態ではあるものの、オリジナルのエンジンと膨大な数のパーツが揃っている。あとは新たなオーナーの手で組み上げられ、昔日の輝きを取り戻す時をただ待つのみだ。

マラネッロからモナコまでドライブ

この車台番号14273が刻まれた365GTB/4は、右ハンドルの英国仕様。最初のオーナーは1971年5月に、イタリア・マラネッロにあるフェラーリの工場でこの車両を受け取ると、F1モナコ・グランプリが開催されるモンテカルロまでドライブを楽しんだという。このクルマの生涯は素晴らしい始まり方だったのだ。

その後、同年6月と7月に英国エガムのマラネッロ・コンセショネアという専門ショップで整備を受けている。走行距離が5809マイルとなった8月には、6000マイル点検を受けた記録が残っている。

このデイトナは、最初のオーナーが1972年8月に売却し、さらに1974年6月に再び所有者が替わっているいる。そこで運命が大きく変わった。

事故によって不動車に

何が起きたのか、正確なところはわからない。しかし、このフェラーリが何らかの事故に遭い、道路から飛び出して丘を転げ落ちたことは事実だ。その後、鎖を巻いて引き上げられたが、車体のダメージは増えるばかりだった。

ある人物がこのクラッシュしたデイトナを買い取り、ルーフを切り取ってデイトナ・スパイダーに改造しようと企てた。しかし、その計画は頓挫したまま、再び転売される。

次のオーナーはこのフェラーリをレストアしようと大事に保管していたものの、作業は進まないまま、約30年もの年月が経過した。

走行距離はわずか約4万2000km

しかし、写真でご覧の通り、2006年にこのクルマを手に入れた前オーナーによって、レストアは途中まで進行している。

専門家の手で車体は完全に分解され、フレームは注意深く修復された。ボディワークはフェラーリ専門コーチビルダーのアルウィン・ヒートブリクが手掛け、新品のパネルやスカリエッティ製の純正フロントエンドが取りつけられた。さらに新品のルーフとリアエンドもマラネッロ・コンセショネアから調達。オリジナルのベルリネッタに戻されている。

365GTB/4の4.4L V12エンジンはすべてオリジナルのままだ。また、オリジナルの計器パネルも残っており、あとはダッシュボードに取りつけるだけの状態に仕上げられている。走行距離計の数字は、48年間でわずか2万6117マイル(約4万2000km)に過ぎないことを示している。

カラーリングを決めるのは新オーナーの特権

このデイトナには数多くの部品を収めた箱が付属しており、レストアを完成させるために必要な物はすべて揃っている。欠品はないと言われているが、実際にはその多くが純正部品ではなく複製パーツであると思われる。

ボディワークとシャシーのレストアは完了しているため、次のオーナーは機械面の修復と組み込みを行うことになるだろう。インテリアも張り直す必要がある。

内外装をオリジナルと同じく、アルジェント・オートゥイユのペイントにブラックのコノリー・レザー、チャコール・グレイのカーペットに戻すか、それとも好みのカラーに塗り替えるか。それを決められるのは、このクルマを落札した新たなオーナーだけの特権だ。

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