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ヤマハ「“新”テネレ700ABS」発表! 精悍&タフな“ラリーフェイス”採用! パワフルな“CP2エンジン”搭載でめちゃ楽しい「アドベンチャーモデル」登場!

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ヤマハ「“新”テネレ700ABS」発表! 精悍&タフな“ラリーフェイス”採用! パワフルな“CP2エンジン”搭載でめちゃ楽しい「アドベンチャーモデル」登場!

■アドベンチャーバイクの代名詞

 ヤマハは2025年2月13日、アドベンチャーモデル「Tenere 700 ABS(以下テネレ)」をモデルチェンジし、2025年モデルとして3月31日に発売すると発表しました。
 
 アドベンチャーバイクの代名詞ともいえるヤマハ「テネレ700」。2025年モデルでは、オフロード性能の向上とツーリング時の利便性を高める改良が施されました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! ヤマハ新「テネレ700ABS」の画像を見る!(23枚)

 テネレシリーズは1983年に、初代「XT600 Tenere」として誕生しました。 その名はパリ・ダカールラリーが行われていた頃の難所・テネレ砂漠に由来しています。

 テネレ700は2019年に欧州でデビューし、日本では2020年モデルから販売されるようになりました。今回の2025年モデルでは電子制御技術を強化し、装備の充実が図られています。

 デザイン面ではラリーマシンを彷彿とさせるスタイルが特徴です。フロントにはスクエア型の4眼LEDヘッドライトを新採用し、視認性が向上するとともに、ラリーモデルらしい精悍なフロントフェイスを演出しています。

 ウインドスクリーンのデザインも見直され、防風性能が強化されており、長距離ツーリングでの快適性が向上しました。さらに、スリムな燃料タンクと新デザインのサイドカバーを採用することで、オフロード走行時のコントロール性を向上させています。車体フレームは引き続きスチール製を採用しつつ、軽量化と剛性バランスの最適化が図られています。

 ハンドル周りには、新たに6.3インチの縦型フルカラーTFTメーターを採用し、スマートフォンとの連携機能を備えています。これにより、ナビゲーション表示や通話通知の確認が可能になりました。また、表示パターンは「エクスプローラー」「ストリート」の2種類から選択でき、用途に応じたカスタマイズが可能です。メーター右にUSBソケットを標準装備し、スマートフォンや電子機器の充電が容易になりました。

 一体型フラットシートを新採用し、オフロード走行時のポジション変更がしやすくなり、より自在なライディングが可能になっています。

 足回りでは、オフロードでの走破性を高めるため、サスペンションやブレーキ性能も強化されています。フロントには43mm径の倒立式フロントフォークを採用し、210mmのストローク量を確保。リアにはリンク式モノショックを搭載し、200mmのストローク量を実現しています。ブレーキは前後ともにディスクブレーキを採用し、制動力を向上させました。タイヤはフロント21インチ、リア18インチのアドベンチャー向けサイズを採用し、悪路での安定性を確保しています。

 パワーユニットは、電子制御技術が追加された、水冷4ストロークDOHC直列2気筒の688cc CP2エンジンを搭載。最大トルクは69Nmを発生させ、低回転域から力強いトルクを発揮し、オフロードや長距離ツーリングでも扱いやすい特性を持っています。また、新たに電子制御スロットル「YCC-T」を採用し、スムーズで扱いやすいスロットルレスポンスを実現しました。

 燃費性能は、WMTCモードで24.6km/L、燃料タンク容量は16Lです。

 安全性能では、3モードABSを搭載し、通常のABS作動、ABS解除、フロントのみABS作動の3パターンを選択可能。オフロード走行時のブレーキングコントロールが向上しました。さらに、新たにトラクションコントロールを採用し、滑りやすい路面での安定性が確保されています。

 カラーバリエーションは、ヤマハらしいスポーティな「ブルー」、落ち着いたミリタリーテイストの「マットグレー」、クラシックなラリースタイルを思わせる「ライトブルー」の3色が展開されます。

 テネレ700 ABS 2025年モデルの車両価格(税込)は145万2000円。今後ラインナップされるローダウン仕様のテネレ700 ABS Lowは147万4000円です。

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みんなのコメント

1件
  • *****
    こんな重たいので林道は無理だし、こんななりしてどこ走るのこういうバイクは…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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