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ランキング2番手のバニャイア、「チャンピオンシップでできるのは明日勝つことだけ」/MotoGP第16戦予選トップ3会見

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ランキング2番手のバニャイア、「チャンピオンシップでできるのは明日勝つことだけ」/MotoGP第16戦予選トップ3会見

 10月23日、MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPの予選がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア)が会見に出席。予選を振り返り、決勝レースへの展望を語った。

■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:ポールポジション
「とてもうれしい。今朝のウエットコンディションでは、フィーリングはよかった。最初はユーズドタイヤで走った。それからニュータイヤを履いたんだけど、そうしたら苦戦し始めたんだ。リヤタイヤがオーバーヒートしてしまい、トラクションを得るのが難しかった。トップ10に入ることができなかった」

【順位結果】2021MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP Moto2予選総合

「でも、こういうコンディションの場合は、Q1から走ってよかったかもしれないね。フリー走行4回目でのフィーリングはとてもよくて、ペースも安定していた。Q1ではずっと攻め続け、周回ごとにタイムがよくなっていった。Q2でもいいタイムを出そうとしたけれど、(ポールポジションを獲得するのに)十分だとは思っていなかった。タイムアタックのときに少し苦しんだからだ。でも、最終的にはポールポジションを獲れた。イタリアのファンの前で最高の形で土曜日を終えられてうれしいよ」

「僕たちはレースへの準備ができているように思うし、スタートから攻めて、ギャップを広げてみようと思っている。そして、そのギャップをコントロールしようと思う。きっと簡単なことではないだろう。ジャック(・ミラー)は強いし、ルカ(・マリーニ)はフロントロウスタートで、可能性を持っている。いいことといえば、その2台はドゥカティであるということだね」

「チャンピオンシップでできることといえば、明日勝つことだけだ。それはファビオ(・クアルタラロ)が、たとえば僕の前でスタートするとしても変わらない」

■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:2番手
「この週末はこれまでのところ、すべてのセッションで好調で、3番手以内に入っているから満足だよ。でもそうだね、多忙なレースウイークを送っている。これまで多くのことが起こっている。幸い、僕はこれまで状態を維持できている。バイクはどのコンディションでも走っている。でも、今日の予選までにスリックタイヤで1周もしていないというのは、まあ、ストレスだったよね」

「でも、幸い、テストで行った作業の多くが僕たちの役に立ったと思うんだ。ちゃんとしたセッティングのベースがあり、フリー走行4回目ではそれを引き出すことができた。3周ほど走り、ウエットパッチがどこにあるのか、バイクがどう走るのかを理解できた。そして微妙な状況を考慮して、Q2に向けて微調整をしたんだ。フロントロウに戻ってこられてうれしく思う。色々なことが異なっているが、このレースではそれを生かすことができればいいと思う」

「数週間前にここでレースをして、それからテストをしたけれど、そのときとはかなりコンディションが違っている。そうなると、タイヤの働き方もまったく違ってくると思う。明日のレースは未知だ。10周後、どうなるのか誰にもわからない。だから、僕も自分のやり方を貫くしかないと思う。いいスタートを切っていければと思うが、それはあくまでもプランだ」

■ルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア)/予選:3番手
「この複雑なコンディションで、バイクの差は小さくなると思っていた。こういう状況では、ライダーが差を生み出すものだからね。僕はすべてのセクターでクリーンラップをとろうとしていた。最後のラップではすごく驚きというわけではなかったけれど、すごくいい感じはあった。チェッカーフラッグを受けたとき、それがとてもいいアタックラップだったことは知っていたんだけど、スクリーンを見たら3番手だった。素晴らしい気持ちになったよ」

「今年、僕はスタッフやチームと一緒に頑張ってきて、でもトップライダーからは遠かった。それに、バイクのフィーリングを理解するのは容易ではなかった。でもこういう状況でバイクにいいフィーリングを感じられ、強く、速く走ることができている。とても誇らしい気持ちだ」

「明日のレースはもちろん難しいだろうね。ドライコンディションだと、差はもっと大きくなるだろうから。どうなるかわからないけれど、もしトップ10以内でフィニッシュできればうれしいね。それから、この機会に、トップライダーたちと一緒に走って、何かを得られればとも思う」

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