レース序盤の接触・スピンで後退するレースが続き、タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)に大差をつけられているセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。彼はこのインシデントの原因が、フェラーリのマシンが接近戦でダウンフォースを失いすぎていることだと考えている。
ベッテルは、イタリアGPのオープニングラップでハミルトンと接触しスピンを喫した。日本GPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、アメリカGPでもダニエル・リカルド(レッドブル)と接触し、同じようにスピンを喫したことでベッテルはタイトルを狙う上で貴重なポイントを失うことになった。
新空力パッケージ評価を続けるトロロッソ・ホンダ。メキシコGPではハートレーが新フロントウイング&フロア使用
この3つのスピンはどれも似通っており、ベッテルのマシンがインサイド、接触の相手がアウトサイドにいるというものだった。このことから、なぜベッテルがこうも相次いでトラブルに見舞われたのか、技術的な原因があるのではないかという説が浮かび上がった。
メキシコGPを前に、ベッテルはその答えの一部を口にした。彼のマシンは、他のマシンがアウト側にいる際にダウンフォースをかなり失ってしまっているという。
「次はアウト側から仕掛けてみる必要があると思う。おそらくスピンはしないだろう」
なぜ同じようにスピンを喫してしまっているのか、説明できるかと訊かれたベッテルはそう答えた。
「言うまでもなく、コーナーではイン側を維持したいと思う。それは変わらない。でも他のマシンに近づくとダウンフォースを失ってしまう。間違いなく、僕が喫したスピンは全部、奇妙なものだった。(通常と違って)僕にできることはあまり多くなかったからね」
「僕の速度が速すぎたわけでもない。あんな速度でスピンしたことはない」
「だから、マシンがイン側にいる時に何か弱点のようなものがあるんじゃないかと思う。3回とも、僕の方が目に見えて前にいたというわけじゃない。精々サイド・バイ・サイドだった。だから次はアウト側から攻めてみるかもしれない」
しかしながらベッテルはを一連のインシデント踏まえ、同じことを繰り返さないように注意するだろうと認めている。
「重要なのは、根本的に僕が何か愚かなことをしようとしていたわけではないということだ」とベッテルは話した。
「僕は、絶対に成功しないようなことを意固地になってやっていたわけではない」
「明らかに、最近はインシデントが起きすぎている。(ハミルトンとの)ギャップがあることは分かっているけど、常にマシンを正しい方向に向けておくことを、頭の片隅に入れておく」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?