現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 三菱「斬新“軽トラ”」に注目! “SUVもビックリ”の悪路走破性能×まさかの「おにぎりクローラー」仕様のミニキャブ! “5速MT”のシンプルで実用的な「4クローラー」とは?

ここから本文です

三菱「斬新“軽トラ”」に注目! “SUVもビックリ”の悪路走破性能×まさかの「おにぎりクローラー」仕様のミニキャブ! “5速MT”のシンプルで実用的な「4クローラー」とは?

掲載 更新 13
三菱「斬新“軽トラ”」に注目! “SUVもビックリ”の悪路走破性能×まさかの「おにぎりクローラー」仕様のミニキャブ! “5速MT”のシンプルで実用的な「4クローラー」とは?

■SUVを凌駕する軽トラの異端児

 近年、SUVの人気はとどまることを知らず、都市部からオフロードまで幅広いシーンでその姿を見かけるようになりました。

【画像】超カッコイイ! これが三菱「斬新“軽トラック”」です!画像を見る!(30枚以上)

 力強いデザインと悪路走破性が魅力のSUVですが、かつて三菱が展開していたある軽トラックは、そんなSUVの性能も兼ねた驚異の走破力を誇っていました。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

 そのモデルとは「ミニキャブトラック4クローラー」です。

 三菱「ミニキャブ」は、1966年のデビュー以来、軽バンや軽トラックとして長きにわたり愛されてきたモデルです。

 初代は軽トラックのみでスタートし、1968年には軽バンも追加。

 以来、軽トラックは7代、軽バンは8代にわたり進化を続けてきました。

 その中でも、5代目「ミニキャブトラック」の4WDモデルをベースに生まれたのが「ミニキャブトラック4クローラー」です。

 このクルマの最大の特徴は、その名の通り「クローラー(無限軌道)」を装着できる点にあります。

 クローラーとは、ゴムベルトを備えた三角形のユニットで、戦車や建設機械、農業機械などで使われる足回り。

 泥沼、砂地、深雪といった過酷な環境でも確実にグリップし、荷物を運ぶための頼れる相棒として設計されました。

 現代のSUVブームでは、4WDシステムや高い地上高を活かした悪路走破性が注目されますが、ミニキャブトラック4クローラーではクローラーユニットを装着することで、タイヤでは太刀打ちできない泥濘地や雪深い山間部でも安定した走行を実現します。

 この特性は、農林業や建設現場など、過酷な環境での作業を支える商用車として重宝されました。

 さらに特筆すべきは、クローラー装着時でも普通免許で公道走行が可能な点です。

 車検証にはクローラーとタイヤの両方の諸元が記載でき、一般的な軽トラックとして登録できるため、特殊車両の免許が不要。

 これは、現代のSUVにはない柔軟性と言えるでしょう。

 ただし、クローラーユニットは1つ約70kgと重量級で、交換は気軽にできる作業ではなく、専門業者への依頼が一般的でした。

 ミニキャブトラック4クローラーの心臓部には、660ccの直列3気筒自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションは5速MTのみで、オートマチックの設定はありません。

 シンプルかつ堅実な設計は、働くクルマとしての信頼性を高めています。

 1994年に登場したこのモデルは、当時の新車価格が182万6000円(税抜)と、特殊装備車としては比較的リーズナブルでした。

 しかし、ミニキャブトラックのフルモデルチェンジに伴い、残念ながら販売は終了。

 現在では中古市場でも希少な存在となっています。

 ただ興味深いことに、クローラー装備の軽トラックはミニキャブトラック4クローラーだけではありません。

 同時期には、ホンダ「アクティ」やダイハツ「ハイゼット」にもクローラータイプが存在し、1990年代のユニークなトレンドを象徴していました。

 現代のSUVブームは、スタイリッシュなデザインや快適性を重視する傾向にありますが、当時のクローラー軽トラは「実用性」と「極限の走破力」を追求した、まさに異端の存在。

 今見ても、その特異な魅力は色褪せません。

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ノリス車に電気系トラブル発生「マシンが突然停止した」マクラーレンには技術規則違反で罰金も
ノリス車に電気系トラブル発生「マシンが突然停止した」マクラーレンには技術規則違反で罰金も
AUTOSPORT web
「敵のジャミング効きません!」幕張メッセで展示の ”台湾ドローン”を取材 現代戦の新たなトレンドか?
「敵のジャミング効きません!」幕張メッセで展示の ”台湾ドローン”を取材 現代戦の新たなトレンドか?
乗りものニュース
ホンダ『NSX』をリコール…走行中にエンジン停止、再始動ができないおそれ
ホンダ『NSX』をリコール…走行中にエンジン停止、再始動ができないおそれ
レスポンス
ハスクバーナ「スヴァルトピレン801 SE」発売 専用の特別色&クルーズコントロール標準装備
ハスクバーナ「スヴァルトピレン801 SE」発売 専用の特別色&クルーズコントロール標準装備
くるまのニュース
カオスが過ぎる!? マン島でもっとも歴史の長い“バイク博物館”がオモシロイ【マン島TTレース2026】
カオスが過ぎる!? マン島でもっとも歴史の長い“バイク博物館”がオモシロイ【マン島TTレース2026】
バイクのニュース
クラッシュのハジャー「順調に走っていたら不意を突かれた」3番手フェルスタッペンは「マシンの感触がとてもいい」
クラッシュのハジャー「順調に走っていたら不意を突かれた」3番手フェルスタッペンは「マシンの感触がとてもいい」
AUTOSPORT web
LMP2プロ/アマでル・マンを制したジェントルマンがフェラーリ499Pでのアジアシリーズ参戦を協議中
LMP2プロ/アマでル・マンを制したジェントルマンがフェラーリ499Pでのアジアシリーズ参戦を協議中
AUTOSPORT web
ラップタイムが伸び悩むホンダ「これまでの週末と同じ状況に直面した」とマリーニ/第8戦ハンガリーGP
ラップタイムが伸び悩むホンダ「これまでの週末と同じ状況に直面した」とマリーニ/第8戦ハンガリーGP
AUTOSPORT web
【読者アンケート】あなたのカーライフやクルマへの興味について教えてください
【読者アンケート】あなたのカーライフやクルマへの興味について教えてください
レスポンス
【トヨタ】アルファード/ヴェルファイアの一部改良でPHEVとHEVを追加設定
【トヨタ】アルファード/ヴェルファイアの一部改良でPHEVとHEVを追加設定
Auto Prove
MotoGP、ピットインの『マルケス・ルール』を正式化。スペインGPで露見した”抜け穴”を塞ぐ
MotoGP、ピットインの『マルケス・ルール』を正式化。スペインGPで露見した”抜け穴”を塞ぐ
motorsport.com 日本版
「消防車のモリタ」が119周年! はじまりは“水鉄砲” 最初のはしご車は“木製” まさに消防の歴史な会社ヒストリー
「消防車のモリタ」が119周年! はじまりは“水鉄砲” 最初のはしご車は“木製” まさに消防の歴史な会社ヒストリー
乗りものニュース
日本メーカーがアメリカから自社クルマを輸入して販売! そんなに売れないモデルを販売「しなきゃならない」理由とは
日本メーカーがアメリカから自社クルマを輸入して販売! そんなに売れないモデルを販売「しなきゃならない」理由とは
WEB CARTOP
「ヤマハは“夢”をデザインしている」復活のヤマハ『シグナスX』がスポーティ路線に「原点回帰」した理由
「ヤマハは“夢”をデザインしている」復活のヤマハ『シグナスX』がスポーティ路線に「原点回帰」した理由
レスポンス
“ランダムなシフトダウン”によるクラッシュを警戒していたアロンソ、モナコのウォールに接触。「マシンはまだ運転しづらい」とデ・ラ・ロサ
“ランダムなシフトダウン”によるクラッシュを警戒していたアロンソ、モナコのウォールに接触。「マシンはまだ運転しづらい」とデ・ラ・ロサ
motorsport.com 日本版
「フィリピン国際モーターショー2026」開幕 日本メーカーは電動車訴求 EVで「プリメーラ」復活
「フィリピン国際モーターショー2026」開幕 日本メーカーは電動車訴求 EVで「プリメーラ」復活
日刊自動車新聞
「仙台市民の大移動が始まる」 代替路なき国道の“常時渋滞シーズン”突入に県が異例の呼びかけ 時間ずらせば入園料割引
「仙台市民の大移動が始まる」 代替路なき国道の“常時渋滞シーズン”突入に県が異例の呼びかけ 時間ずらせば入園料割引
乗りものニュース
新ブランド「FINESSA HB01」の実力を試す:静粛性とウェット性能を磨いた新世代コンフォートタイヤ…九島辰也
新ブランド「FINESSA HB01」の実力を試す:静粛性とウェット性能を磨いた新世代コンフォートタイヤ…九島辰也
レスポンス

みんなのコメント

13件
  • 130クラウン230グロリア♪
    編集部のバイトがたまたまカタログを見つけたようです。
  • mak********
    過去のクルマを扱ってどうする?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

110 . 3万円 159 . 1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9 . 8万円 260 . 0万円

中古車を検索
三菱 ミニキャブトラックの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

110 . 3万円 159 . 1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9 . 8万円 260 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村