7度のF1チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(フェラーリ)が、過酷なコンディションでのドライビングに対する不満に言及し、このスポーツは「タフ」であるべきだと主張した。
F1サウジアラビアGPは高速ストリートサーキットでのレースとなる上、今週末に向けては高温多湿の過酷なコンディションになるのではないかと懸念するドライバーもいる。
■F1サウジアラビアGPは過酷なコンディションになる? オコンは猛暑に備え「全員にとってチャレンジになるだろう」
そんな中、motorsport.comを含むメディアの取材に応じたハミルトンは、F1ドライバーはアスリートとしてもトップであるべきだと主張した。
「僕のキャリアでマレーシアのような(厳しい)レースは2回しかない。最初の年のマレーシアはドリンクマシンが機能せず、レース終盤は脱水症状になってしまった。シンガポール最後の年もかなり酷かったよ」
「でも僕はそういうことを愛している。僕たちはアスリートとしてトップ、最高峰であるべきだし、F1はタフでなければならない」
「どちらかというと、僕がF1を始めた頃よりも今のクルマの方が運転しやすい。(車重は)かなり重くなっているけど、できることなら(冷却システムを)使いたくないんだ」
2023年のカタールGPで複数のドライバーが体調不良を訴えたことをきっかけに、今季から液冷のドライバー冷却ベストが使用できるようになったが、ハミルトンはこれを使うつもりはないようだ。
「僕には関係ない。クーリングベストを使う前にどうすればいいのか、どうすれば体を予冷できるのか、どうすれば確実に水分を補給できるのかを考えたい」
「それも全体のプロセスの一部だ。でもタフなのは理解しているし、ドライバーの気絶は避けたい。カタールではドライバーにとって非常に暑かったレースがあった。そのレースで僕はクラッシュしてしまったから、経験していないんだけどね」
「テクノロジーを開発して使用するのは良いことだと思う。でも、僕にとっては自分のクルマで見たいものではないんだ」
その2023年カタールGPで気を失ったランス・ストロール(アストンマーティン)は、次のように語っていた。
「馬鹿げているよ。こんな気温では、すべてがぼやけてしまう。最後の25~30周は高速コーナーで視界がぼやけるんだ。血圧が下がり、Gフォースのかかる高速コーナーでは基本的に気を失ってしまうんだ」
「パンクを心配して、縁石がただのペイントになったんだ。気絶しそうになっていたから、自分がどこに向かっているのかわからなかった。意識が遠のいたり戻ったりしていた。気温が高すぎたんだ」
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