7代目となったダイハツ新型「ムーヴ」。
30年の歴史を持つモデルですが、新たにどのような特徴があるのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが新型「ムーヴ」です! 画像を見る
まず新型ムーヴは、L、X、G、RS(TC)の4グレードを設定しています。
従来のような標準車とカスタムの区分けではなくなりました。その理由についてダイハツ工業のチーフエンジニア戸倉宏征氏は次のように話しています。
「30年前のその標準車とカスタムのお客様像が、この30年で変わってきました。
先代の6代目ムーヴの時点では標準もカスタムも、ほぼお客様層が一緒になってきたということで、今回ワンコンセプト・ワンシルエットという形で改めてフルモデルチェンジしました」
では、見た目ではどのような進化があるのでしょうか。
新型ムーヴのデザインコンセプトは「ムーヴの名にふさわしい『動く姿が美しい、端正で凛々しいデザイン』」。
機能とスタイルを両立させた質感高いデザインに徹底的にこだわったといいます。
エクステリアでは、フロントからリアに吹き抜けるキャラクターラインや特徴的なDピラーで躍動感を表現。
ムーヴらしい軽快さやスタイリッシュさを追求しています。
フロント周りはグリルとヘッドランプをシームレスに組み合わせることで、大胆かつ先進的な印象に。凛々しく端正な顔つきを実現しました。
また、初代から受け継がれてきた縦型コンビネーションランプも採用しています。
インテリアは、コックピット周りに見どころを凝縮し、小さいクルマらしい魅力を表現。安心して運転できるすっきりとした見晴らしの良さにこだわっています。
素材やカラーリングで居心地の良さも追求し、長時間快適に過ごせる空間を実現しました。
上級グレードのRSとGでは、落ち着いた質感の中にキラリと光る華やかさも表現しています。
カラーバリエーションは、生活に馴染み長く使える定番色かつ動く姿が美しく見える色を充実させ、ドライブシーンを魅力的に演出するツートンカラーも加えた全13色を展開。
今回、新色として端正で凛々しいデザインが際立つ上質な色「グレースブラウンクリスタルマイカ」を新たに加えました。
さらに個性を引き立たせるオプションを組み合わせた「アナザースタイル」を2つ用意。
大人のスポーティーさを演出した「ダンディースポーツスタイル」と、大人の上品・上質さを強化した「ノーブルシックスタイル」です。
新型ムーヴはDNGA(Daihatsu New Global Architecture)を採用し、プラットフォームからパワートレインを刷新。基本性能を大幅に向上させました。
このDNGAによる高い基本性能をベースに、ムーヴ専用のチューニングを施すことで「毎日の移動だけではなく遠出もしたくなる軽快な走行性能」を実現。
ピラーの傾斜とヒップポイントの位置を最適化することで、見晴らしが良く運転しやすいドライビングポジションも確保しました。
プラットフォームとパワートレインのDNGA化に加え、エンジン制御の改良により、従来型と比較して約10%の燃費向上を実現。
また既存のムーヴキャンバスとの違いについて戸倉氏は「チューニングといったところで違いをつけております。これが運動性能といったところでの大きな違いになります」と語っています。
キャンバスは女性ユーザーをメインターゲットとして、乗り心地や穏やかな挙動を重視して開発されたのに対し、新型ムーヴは「キビキビとした走り」を求める声に応え、ステアリングを切った時の応答性などに重点を置いたチューニングが施されています。
■スライドドア採用…その理由は? 便利すぎる特徴は?
また今回の新型ムーヴはスライドドアを歴代で初めて採用しました。
その理由について、戸倉氏は次のように話しています。
「当社のタントの登場以降、他社の商品投入も続き、スーパーハイト系が主流になり、足元では軽乗用車の5割を占めています。
それに伴い、利便性やお子様・ご年配が安全安心に乗り降りできるスライドドアが定番アイテムとなり、現在では軽乗用車のスライドドア比率は約6割となっています。
そうした背景もふまえて、スライドドアを採用しました」
新型ムーヴには、最新の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載し、全17種類の機能で、事故の回避をはじめ、ドライバーの運転負荷軽減をサポートします。
さらに、後付けも可能なディーラーオプションとして「プラスサポート(急アクセル時加速制御システム)」や「ブラインドスポットモニター」などを用意。
また利便性を高めるスライドドアには、パワースライドドア(ワンタッチオープン機能/タッチ&ゴーロック機能付)を採用。
「ウェルカムオープン機能」により、事前に予約しておけば、クルマに近づくだけで自動的に解錠・ドアオープンする機能も搭載し、手がふさがっていても乗降りしやすくなっています。
収納スペースも充実しており、手の届くところに使いやすい豊富な収納を配置し、多彩なシートアレンジと合わせて快適な移動をサポートします。
電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能も上級グレードに標準装備し、ドライバーの負担を軽減します。
※ ※ ※
価格(税込)は、エントリーの「Lグレード(2WD)」で135万8500円、機能と価格のバランスに優れたメイングレード「X(2WD)」で149万500円、華やかさをプラスした上級グレード「G(2WD)」で171万6,000円、上質さと走りにこだわるターボグレード「RS(2WD」で189万7500円となっています。(くるまのニュース編集部)
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この新型は、ムーヴらしさゼロ。