現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【100脚限定】レッグカウルを模した脚部に惚れる。廃棄対象のスーパーカブ用シートが、匠の技で極上スツールに生まれ変わる

ここから本文です

【100脚限定】レッグカウルを模した脚部に惚れる。廃棄対象のスーパーカブ用シートが、匠の技で極上スツールに生まれ変わる

掲載 4
【100脚限定】レッグカウルを模した脚部に惚れる。廃棄対象のスーパーカブ用シートが、匠の技で極上スツールに生まれ変わる



累計生産台数1億台を突破し、世界中で愛され続けるHondaの「スーパーカブ」。その普遍的な魅力は、バイクの枠を超えてついに私たちのリビングへとやってきた。それが保管期限が切れ、廃棄されるはずだった実車の未使用シートを「家具」として蘇らせるアップサイクルプロジェクトによる一脚。Honda社内有志と熟練の木工職人がタッグを組み、100台限定で生み出された「スーパーカブチェアークラシック」だ。

【画像7枚】作り込みがすごい!

●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ、木工のデン

愛車と過ごす時間を、家の中まで拡張する

ガレージに停めたスーパーカブを眺めながらコーヒーを飲む時間は、オーナーにとって至福のひとときだ。「この普遍的なデザインを、家の中でも楽しむことはできないだろうか」。そんなカブを愛する人々の密かな願いを、見事に形にしたプロダクトが登場した。

それが、Honda公認のオフィシャルライセンスプロダクト「スーパーカブチェアークラシック」だ。小学館のライフスタイル誌『DIME』の企画をきっかけに、Honda社内有志によるアップサイクルプロジェクト「.uppar(アッパー)」とのコラボレーションによって誕生したこのスツール。

単なる「バイク風の家具」ではない。驚くべきことに、スーパーカブの“実車シート”をそのまま座面として採用しているのだ。

あの「座り心地」をリビングで味わうひととき

毎日の過酷な業務から長距離ツーリングまで、あらゆる場面でライダーのお尻を守り続けてきたスーパーカブのシート。長時間の乗車でも疲れにくいクッション性、日本人の体型にフィットしてまたぎやすいフォルム、そして圧倒的な耐久性。Hondaが細部まで検討を重ねて開発したその実用性が、そっくりそのまま「家具としての座り心地」に直結している。

ダイニングで本を読む時、あるいは玄関で靴を履く時。このスツールに腰を下ろせば、愛車に跨った時と同じ、あの「安心感」に包み込まれる。お尻が記憶しているカブの感触を、ヘルメットを被らなくても日常の中で味わえるのは、カブファンにとって贅沢な時間と言えるだろう。

木工職人が宿した、カブを彷彿とさせる「機能美」

実車のシートをそのまま使うとなれば、それを支える脚部には極めて高い技術とデザイン性が求められる。この難題に挑んだのが、静岡県焼津市の木工家具メーカー「木工のデン」の神野克昭氏だ。強度に優れたブナ材を採用した脚部は、ただ丈夫なだけではない。前脚部分には、カブのアイコンでもある「レッグカウル」をイメージした美しい湾曲形状が取り入れられている。

さらに、Hondaの企業カラーを彷彿とさせる紅白の塗装が施され、木目を交差させて組み上げる独自の技法によって、イスとしての高い耐久性を確保している。後方の座面下には、Honda公認の証であるロゴ入りプレートが静かに輝く。所有欲をくすぐる演出だ。

「バイクのシートを家具として成立させる」という困難なミッションは、幾度もの試作を経て、生活空間に自然に溶け込む上質なインテリアへと見事に昇華されたといえよう。

廃棄の運命から救われた「100台限定」の奇跡

この「スーパーカブチェアークラシック」が持つもうひとつの大きな魅力は、その誕生のストーリーにある。座面に使用されているシートは、Hondaが修理交換用に保管していたものの、期限切れとなり「廃棄対象」となっていた未使用の補修部品である。

「まだ使える部品を、なんとかして生かしたい」。そんなHonda社員たちの熱い想いが、このアップサイクルプロジェクトを突き動かした。補修部品という性質上、用意できるシートの数には限りがある。そのため、このスツールは「100台限定」の完全受注生産となる。

価格は4万9500円(税込・別途特別送料2000円要)。決して安い買い物ではないが、一生モノの木工家具であること、そして何より「世界で100人しか手に入れられない、Honda公式のストーリーを背負ったアイテム」であることを考えれば、その価値は十二分にある。

予約受注期間は2026年5月15日から7月31日までとなっており、小学館の総合通販サイト「小学館百貨店」にて申し込みが可能だ。発送は2027年2月以降となる。あなたの部屋にカブの息吹をもたらす特別な1台。予定数に達して後悔する前に、この魅力的なプロジェクトに参加してみてはいかがだろうか。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

文:WEBヤングマシン ヤングマシン編集部
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ゲームの世界から実物大モデルが登場。アストンマーティンが作ったV12搭載の軍用SUV
ゲームの世界から実物大モデルが登場。アストンマーティンが作ったV12搭載の軍用SUV
Auto Messe Web
BMW新型SUV「iX3」発売! 15分で420km相当の充電可能、一充電航続距離は最大906kmに。サッカー中村敬斗選手も登場【新車ニュース】
BMW新型SUV「iX3」発売! 15分で420km相当の充電可能、一充電航続距離は最大906kmに。サッカー中村敬斗選手も登場【新車ニュース】
くるくら
東日本に初登場! 異色の輸送艦「ようこう」海上自衛官が “たった2人” しか乗っていなかった理由
東日本に初登場! 異色の輸送艦「ようこう」海上自衛官が “たった2人” しか乗っていなかった理由
乗りものニュース
ダイハツ『ハイゼットトラック』など3車種約30万台をリコール エンジンが始動できないおそれ
ダイハツ『ハイゼットトラック』など3車種約30万台をリコール エンジンが始動できないおそれ
レスポンス
三菱 軽ワゴン「タウンボックス」一部改良 販売店に寄せられたユーザーの反響は
三菱 軽ワゴン「タウンボックス」一部改良 販売店に寄せられたユーザーの反響は
くるまのニュース
走行性能・利便性・耐久性をさらに向上! 日本初の自動変速機能を搭載した“折りたたみ電動アシスト自転車”「Air 20 Pro」2026年モデルの特徴とは
走行性能・利便性・耐久性をさらに向上! 日本初の自動変速機能を搭載した“折りたたみ電動アシスト自転車”「Air 20 Pro」2026年モデルの特徴とは
VAGUE
ドライバーを苦しめる2026年F1パワーユニットの制御システム。自己学習と先読みでデプロイメントが変化し、把握が困難
ドライバーを苦しめる2026年F1パワーユニットの制御システム。自己学習と先読みでデプロイメントが変化し、把握が困難
AUTOSPORT web
悲劇を繰り返さないために! 文部科学省が部活遠征などの安全な移動に関して全国通知!
悲劇を繰り返さないために! 文部科学省が部活遠征などの安全な移動に関して全国通知!
ベストカーWeb
【2026年のベスト四輪駆動車はこれらだ!】AUTO BILD 2026年四輪駆動アワード発表! どのモデルが四輪駆動性能で他を圧倒するのかをご紹介!
【2026年のベスト四輪駆動車はこれらだ!】AUTO BILD 2026年四輪駆動アワード発表! どのモデルが四輪駆動性能で他を圧倒するのかをご紹介!
AutoBild Japan
サインツJr.、ウイリアムズに”警鐘”。今シーズンに失敗の烙印「来年に向けてシャキッとしないと」
サインツJr.、ウイリアムズに”警鐘”。今シーズンに失敗の烙印「来年に向けてシャキッとしないと」
motorsport.com 日本版
4車線→2車線→4車線→2車線…「ぜんぶ4車線にして!」東海環状道アクセス担う国道バイパスどこまで進んだ? 国道21号
4車線→2車線→4車線→2車線…「ぜんぶ4車線にして!」東海環状道アクセス担う国道バイパスどこまで進んだ? 国道21号
乗りものニュース
日産リーフ NISMO 発売、専用チューニングで走行性能向上…660万1100円から
日産リーフ NISMO 発売、専用チューニングで走行性能向上…660万1100円から
レスポンス
純正バンパーのまま塗装だけで激変!ダイハツ「ムーヴ・キャンバス」を極上のワーゲンバス風に
純正バンパーのまま塗装だけで激変!ダイハツ「ムーヴ・キャンバス」を極上のワーゲンバス風に
Auto Messe Web
ガソリンエンジン搭載の次世代『BMW M3』がニュルに現る! MT搭載も検討中 直6ターボは排出ガス規制をクリア
ガソリンエンジン搭載の次世代『BMW M3』がニュルに現る! MT搭載も検討中 直6ターボは排出ガス規制をクリア
AUTOCAR JAPAN
「レーシーな雰囲気」「デザイン刺さった」「めっちゃ少ない」など反響 ヤマハ「シグナスXスペシャルエディション」発売 「YZF-R1M」イメージで登場
「レーシーな雰囲気」「デザイン刺さった」「めっちゃ少ない」など反響 ヤマハ「シグナスXスペシャルエディション」発売 「YZF-R1M」イメージで登場
バイクのニュース
不正輸出や盗難など犯罪の「拠点」になるケースも多数! ニュースで聞く自動車の「ヤード」ってなに?
不正輸出や盗難など犯罪の「拠点」になるケースも多数! ニュースで聞く自動車の「ヤード」ってなに?
WEB CARTOP
「クルマは作れてもメーカーにはなれません」 なぜ日本では新興自動車メーカーが生まれないのか? EV時代でも立ちはだかる“見えない壁”とは
「クルマは作れてもメーカーにはなれません」 なぜ日本では新興自動車メーカーが生まれないのか? EV時代でも立ちはだかる“見えない壁”とは
Merkmal
日本は軽でも200万円超えがゴロゴロ……コンパクトセダンが160万円で買えるってマレーシアが羨ましいぞ! 地場メーカーのプロトン「サガ」が人気なのも頷ける中身だった
日本は軽でも200万円超えがゴロゴロ……コンパクトセダンが160万円で買えるってマレーシアが羨ましいぞ! 地場メーカーのプロトン「サガ」が人気なのも頷ける中身だった
WEB CARTOP

みんなのコメント

4件
  • カレー越路
    高いけどちょっと欲しい。自分ではこのクオリティで作れる自信ないし。
  • ジェミニタイプR
    廃車のフレームぶった斬ってシートつければ自作できそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村