ドゥカティのジャック・ミラーは、MotoGP第11戦オランダGP予選を6番手で終えたが、他車のアタックを妨害したため、決勝レースでのロングラップペナルティを科された。
ミラーは予選Q2の終盤、ターン5のヘアピンで転倒を喫してしまった。なんとか走行を再開したミラーだが、ピットレーンまでマシンを戻す過程でレーシングラインをスロー走行。そして後方から迫るマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)のアタックを妨害する形となってしまった。
■バニャイヤ、レコード更新超絶アタック「さらに速く走るのは不可能だと思った」予選終盤”高みの見物”
ミラーは左肩ごしに後方を確認していたが、ビニャーレスはミラーのすぐ右側を通過。アタックを邪魔されたビニャーレスは怒りを露わにした。
予選後、ミラーはビニャーレスのピットに謝罪に向かったが、レースディレクションはミラーへのペナルティを決定した。
ミラーは前戦ドイツGPでも、フリー走行での黄旗中のクラッシュによりロングラップペナルティを受けており、2戦連続でペナルティを受けることになってしまった。
ペナルティの発表に先立ち、ミラーはレースディレクションからの呼び出しはなく、自分は何も悪いことをしていないと感じていると語った。
「僕は何も間違ったことはしていなかった」
「できる限りのことをした。僕は文字通りコースを飛び出したんだ。プッシュスタートをして、シートの片側に座っていたような状態だった」
「フットペグが壊れていたから、折れないように足を上げて、反対側に体重をかけていたんだ」
「僕は誰の邪魔にもならないように、後方に目をやったんだ。でもビニャーレスはすでにそこにいて、僕にはどうすることもできなかった」
「酷いのは分かっていたから、謝りに行った。でも、あれ以上できることはなかったんだ」
ビニャーレスは、黄旗区間を走ったことでそのラップのタイムが抹消されることになっていたため、この出来事については「問題ない」と語ったが、ミラーと接触しなかったことは「ラッキー」だったと認めている。
なお、決勝でロングラップペナルティを消化する必要があるのはミラーだけではない。ヤマハのフランコ・モルビデリも、FP2で無責任なライディングがあったとして、同様のペナルティを科されている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?