ルカ・マリーニは、今季のMotoGPでホンダが1周のアタックで苦戦しているのは、他のメーカーが金曜日の練習走行と予選の間でより大きなタイム短縮を実現していることが原因だと考えている。
ホンダは2025年の躍進を土台にRC213Vをさらに磨き上げてきたものの、ヨーロッパ勢のパフォーマンスに安定して対峙することには苦労している。
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ホンダの4人のライダーはいずれもスプリントや決勝で目立った結果を残している一方、予選は依然として相対的な弱点となっており、その分レースではより多くの”仕事”をしなければならない状況を強いられている。
4人の中でも、1周の速さで最も苦戦しているのがマリーニだ。今季ここまでホンダ勢の中では頭ひとつ抜けてポイントを稼いでいるにもかかわらず、開幕11戦でQ2進出を果たしたのはわずか2回にとどまっている。
マリーニは、ホンダが金曜日の時点ですでにマシンの性能をほぼ最大限まで引き出している一方、ライバルの一部は予選までにさらにペースを上げていると考えている。
「僕自身は、いつもプラクティスと比べてQ1でパフォーマンスを上げていると思う。問題は、他のライダーがそれ以上に上げてくることなんだ」
「一部のメーカーは、土曜日に向けて少しエネルギーやパワーを残していて、金曜日にはすべてを見せないことが分かっている。でも土曜の朝になると、それを出してくる」
「僕たちはFP1から100%でプッシュしている。プラクティスでは毎回、直接Q2に進めるところまでかなり近づいていると思う。でもQ1では、とても速いライダーや強いメーカーがいて、それが難しさにつながっている。僕たちの目標は、金曜午後にもっと速くなること。そこが今、足りていない部分なんだ」
金曜日にライバルが意図的に本当のペースを隠しているのか、それとも予選までの間に単純にさらに速さを引き出しているのかと聞かれると、マリーニは明言を避けた。
「今のところ、僕には分からない。以前はそういうことがあった。土曜日や日曜日のほうが重要だから、金曜日はエンジンをあまり使わずにエネルギーを温存することもあった」
一方、チームメイトのジョアン・ミルは、今季Q2進出の常連となっている。ただ好位置からスタートしても、それを必ずしも好結果につなげられているわけではない。
ミルはチェコGPを例に挙げ、ライバルのマシンの後方に発生するダーティエアによって追走する際にスリップストリームを十分に活用できず、ホンダのマシンが抱える弱点が露呈したと説明した。
「予選にはもっと期待していた。特に金曜日のパフォーマンスが高かったからね。誰かの後ろについて走れば、もう少し何かを得られるかもしれないと思っていた。良いラップタイムを出したかったからね」
「でも、後ろについて走るのが難しかった。普段なら自分たちが強いブレーキングやコーナー進入で少しロスしてしまった。ダーティエアの中を走ると、それができなくなるんだ」
「そしてコーナー出口も難しかった。僕のバイクは出口が強いタイプじゃないからね。結局、スリップストリームで得たもの以上に失ってしまったと思う」
「それを除けば、現時点でポールポジションを争えるパッケージがないのは明らかだ。2列目、3列目を狙うことはできる。でもその問題もあって、予選では苦戦した」
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みんなのコメント
ミルなんか転けすぎ。
ザルコ曰く、ミルは1人だけ特殊な乗り方をしていて、それが速さに繋がっているのだと言う
「彼はしばしばバイクから更なる性能を引き出すことに成功しており、特にブレーキングに関しては非常に強力なライダーだ」
「彼のブレーキングを分析してみたが僕には真似できないし、長年の経験から様々なことを熟知している僕から見ても、ミルのやり方は並外れたものだよ」
だが、ミルの技術を評価する一方、それがレースでの転倒を増やしている原因なのではないかとも言っていた
限界ギリギリの走りは速さも生むが、余裕がないため少しのミスで転倒してしまうものだとザルコは結論付けた