5月13日、WEC世界耐久選手権に参戦するアイアン・リンクスとメルセデスAMGは、6月のル・マン24時間耐久レースでのドライバーラインアップと使用するスペシャルリバリーを発表した。26年ぶりのメルセデスのル・マン参戦に向け、チームは伝説のシルバーアローを復活させることになった。
2025年のWECのLMGT3クラスでアイアン・リンクスが使用したことで、1999年のメルセデスベンツCLR以来26年ぶりにル・マン24時間復帰を果たすメルセデスAMG。今季のWECでは60号車がイエロー、61号車がダークグレーのカラーリングを使用しているが、ル・マン復帰を記念し、1950年代からドイツのナショナルカラーとしてF1やル・マンで使用され、1989年の本格復帰以降も使用された“シルバーアロー”が復活を遂げることになった。
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今回オマージュされるのは、1989年のル・マン24時間で圧倒的な強さをみせ優勝を飾ったザウバー・メルセデスC9。シルバー一色のボディに60号車がイエロー、63号車がレッドと識別のカラーがグリル、サイドミラー、リヤウイング翼端板に入れられ、C9を彷彿とさせるデザインに。またフロントフェンダー後方には、C9のエンジンカウルに入れられていた『MERCEDES-BENZ V8』を模して『MERCEDES-AMG V8』の文字が入れられている。
また同時にドライバーラインアップも発表され、60号車は3月の発表どおりクラウディオ・スキアボーニ、マッテオ・クレッソーニ、マッテオ・カイローリというトリオに。61号車にはリン・ホデニウス、マキシム・マルタンのふたりに加え、スーパー耐久にも参戦した経験をもつマーティン・ベリーが加わった。63号車はスティーブン・グローブとブレントン・グローブの親子とルカ・ストルツのトリオとなる。
「メルセデスAMGとコラボレーションして、この素晴らしいプロジェクトに参加できることを本当に光栄に思うよ。我々はみんなシルバーアローのレースを観て育ち、卓越したドライバーと素晴らしいレースを観てきた。この伝統の一部にいま加わることは本当に素晴らしいことで、忘れられない節目となる」と語るのはアイアン・リンクスのアンドレア・ピッチーニ代表兼CEO。
またメルセデスAMGのモータースポーツ責任者を務めるクリストフ・ザーゲミューラーは「メルセデスAMGにとって、ル・マン24時間の開幕は記念すべき瞬間になる。1989年、メルセデスベンツはワン・ツーフィニッシュという大きな成功を収めた。3台のメルセデスAMG GT3はカスタマーレーシングの現在を象徴するだけでなく、伝説のザウバー・メルセデスC9とその時の勝利に敬意を表している。ル・マンでこの歴史を継承できることをうれしく思う」とコメントを残している。
[オートスポーツweb 2025年05月13日]
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メルセデスとしては嬉しくないだろうが