マクラーレンは来年のインディ500にシボレーエンジンを搭載して挑戦することを決定。このマシンは今回限りでF1を引退したフェルナンド・アロンソがドライブし、世界三大レース完全制覇を目指すことになる。
アロンソはアンドレッティ・オートスポートのマシンで2017年のインディ500に参戦。ホンダエンジンが搭載されたマシンを駆り、予選ではセカンドロウを獲得、決勝でもエンジントラブルでリタイアするまでに27周のリードラップを取った。
■”今のF1には音がなくなった”と認めるアロンソ「でも、ポジティブな面を見ていく」
そのアロンソは、来季のインディ500に挑戦することを発表。もし優勝することができれば、F1モナコGP、ル・マン24時間レースに続き、世界三大レース完全制覇を達成することになる。
しかしアロンソが来季乗るマクラーレンのインディカーには、シボレーエンジンが搭載されることになった。
「2019年のインディ500で、シボレーエンジンを使用することは、名誉なことだ。それは、先頭を争うために最高のポジションにいるということを意味している」
「僕は先週、ジミー・ジョンソンのNASCARに乗り、シボレーのパワーを味見することができた。とても気に入ったよ。インディ500を戦うチャンスを得るのは、名誉なことだ。だからチームの一員としてシボレーが加わるのを、誇りに思っている」
シボレーU.S.のパフォーマンス・ビーグル&モータースポーツのVPであるジム・キャンプベルも、アロンソとマクラーレンにエンジンを供給することについて、歓迎するコメントを発表した。
「2019年のインディ500で、フェルナンド・アロンソやマクラーレンとパートナーになるのは、とてもエキサイティングなことだ」
「フェルナンドは信じられないようなドライビングの才能とこのスポーツに対する情熱を持ち、そして世界中の大きなレースを勝ってきた。フェルナンドがコースに降り立った時、それはとても刺激的だ。彼はどこにいても、ファンの間に興奮を巻き起こすことができる」
「シボレーとマクラーレンの関係は、1960年代半ばまで遡ることができる。2019年のインディ500でマクラーレンとパートナーシップを結ぶのは、特別なことだ」
シボレーとマクラーレンは、1966年のCan-Amシリーズでパートナーとなり、その後7年間、70%以上の勝率を誇った。その中には、1968~1970年までの23連勝も含まれている。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンも、今回のパートナーシップ締結に際して、次のようにコメントしている。
「マクラーレンとシボレーは、北米のモータースポーツにおいて、共通の血脈を持っている。この特別なイベントでふたつのブランドが”再会”するというチャンスを逃す手はない」
「マクラーレンと同様に、シボレーの考えの中心にもレースがある。インディカー、そしてインディ500での同社の評判はトップクラスだ。彼らは我々にとって、強力なパートナーになるだろう」
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