全長5.1m超! 史上初のBEV版も登場する8代目「ES」
トヨタ自動車は2026年5月7日、最新のテストコースである「トヨタテクニカルセンター下山」の現場を公開するとともに、レクサスの新ラージSUV「TZ」のワールドプレミアを実施。その会場には、まもなくの日本発売が予定されているレクサスの次世代ラージセダン新型「ES」も展示され、大きな注目を集めました。
【画像】超カッコいい! これがもうすぐ日本でも発売されるレクサスの新セダン「ES」です(30枚以上)
本記事では、史上初となるBEV(電気自動車)版の設定や、全長5.1m超えへと拡大されたボディサイズ、そして、世界初搭載の先進機能などを搭載した新型「ES」の詳細とともに、実車公開に対してSNSに寄せられたリアルな反響をご紹介します。
先のイベントに登壇したトヨタ自動車のチーフブランディングオフィサーであるサイモン・ハンフリーズ氏は、新型「ES」について次のように言及しています。
「新型は、お客さまが妥協なく電動化へ踏み出すための後押しをします。HEV(ハイブリッド)でもBEVでも選べる安心感。静粛性、快適性、操作性を高めた走り。さらに高い着座位置による新たな視界。それらがより高い安心感と安全性をもたらすとともに、乗り降りのしやすさも向上しています」
2025年4月に世界初公開され、北米では2026年モデルとして先行発売が予定されている新型「ES」のコンセプトは、“Experience Elegance and Electrified Sedan”。内燃機関と電動パワートレインの双方を支えるレクサス初の“マルチパスウェイプラットフォーム”を採用しており、HEV版と共通の骨格を持ちながら、「ES」の歴史上初めてBEV版をラインナップしています。
北米向けは、BEVの「ES 350e」と「ES 500e」が先行発売され、HEVの「ES 350h」は追って登場するとアナウンスされています。なお日本仕様には、HEVの「ES 300h」も設定される予定です。
BEV版のパワートレインは、「ES 350e」がシングルモーターの前輪駆動(FF)で、「ES 500e」が前後アクスルにモーターを備えるデュアルモーターAWDを採用しています。
いずれも総容量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、「ES 350e」はEPA推定航続距離で307マイル(約494km)をマーク。日本仕様のプロトタイプは、CLTCモードの目標値で約685kmに達するといいます。
このほか、先進安全装備も“Lexus Safety System+4.0”へアップグレードされるなど、全方位的に最新技術が盛り込まれている点にも注目です。
●フラッグシップ「LS」に迫る堂々たるサイズと斬新なデザイン
新型「ES」はプラットフォームの骨格から見直され、ボディが大幅に拡大されています。
日本仕様のプロトタイプにおけるボディサイズは、全長5140mm、全幅1920mm、全高1560mm(BEV)/1555mm(HEV)で、ホイールベースは2950mmとなっています。
従来モデルとの比較では、全長がプラス165mm、全幅がプラス55mm、全高がプラス110~115mm、ホイールベースがプラス80mmという堂々たる値で、フラッグシップセダンである「LS」に迫るキャビンのゆとりを生み出しています。
そのエクステリアは、次世代型BEVのコンセプトモデルである「LF-ZC」のデザインに着想を得た、これまでにない表現に挑戦しているのが特徴です。
トランクリッドの目立たないワンモーションのようなフォルムと、電動化時代に合わせた新世代のスピンドルボディを採用。フロント中央部からバンパー端まで広がるワイドで低く構えた斬新な顔つきが特徴で、HEVモデルは冷却性能を確保すべくアッパー部に薄型のグリルを設けるなど、パワートレインごとの違いも反映されています。
インテリアは、“Clean Tech×Elegance”を基本デザインとし、視界がよく開放的で、シンプルかつモダンな空間を創出しています。
フロントシートまわりには、12.3インチのドライバー用マルチインフォメーションディスプレイと、各種エンタメ機能を操作できる14インチのタッチ式スクリーンを装備。さらに、世界初の“Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)”を採用しているのもポイントです。
そして見逃せないのが、格段に向上したリアシートの快適性です。
レクサス車で初の採用となるインテリアシステム“Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)”を導入し、光や音、香り、空調などが連動して極上のキャビンを演出。
さらに上級仕様の後席には、電動調整機構、シートヒーター、ベンチレーションに加え、シートクッションに内蔵されたエアブラダー(空気袋)が身体を押圧するリラクゼーション機能、リクライニング機構、オットマンなども備わるなど、まるでリビングのようなくつろぎ空間に仕上がっています。
そのほか、助手席を前方へ大きく倒すことで、より広がり感のあるスペースを生み出せるなど、ショーファードリブンに適した機能も与えられています。
「アルファードよりも長い」実車展示に沸くSNSのリアルな反響
今回を始め、全国各地のイベントで実車が展示されるなど、いよいよ発売に向けてのカウントダウンが始まった感のある新型「ES」。その姿を見たクルマ好きは、国内のSNSに早くも多くの反響を寄せています。
【国内の反響1:堂々たるボディサイズと洗練されたルックスへの賛否】
まず目立つのが、全長5.1mを超えるまでに拡大されたボディサイズと、斬新なデザインへの反応です。
「『アルファード』より長い全長が気になる」と、国内での取り回しを懸念する声がある一方、「カッコいいけど、威風堂々としたたたずまいじゃなく、案外カジュアルな印象」と、フラッグシップ級のボディサイズながらあえてスポーティに振ったデザインを分析する意見も見受けられます。
また「このカッコよさは、ミニバンがカッコいいって思う人には分からないだろう」、「後席の頭上があいかわらず低そうなデザインでいいな」など、クーペライクなセダンならではの美しさを高く評価する声も見受けられます。
【国内の反響2:BEVセダンとしての魅力への期待】
また、「ES」史上初となるBEVモデルの設定に対しても、熱視線が注がれています。
「国産BEVにようやくセダンの選択肢ができるのは魅力」、「新型の価格が気になる……BEVなら『ES』はいいかもしれない」、「新型、心が揺れるなぁ」といった具合に、レクサスの電動セダンという新たな選択肢に強く惹かれ、購入を真剣に検討し始めている層の存在がうかがえます。
【国内の反響3:未来感あふれる極上のインテリアへの絶賛】
さらに、大きく進化した内装や機能面についても、絶賛の声が相次いでいます。
「質感ヤバすぎる」、「エクステリアは“静”の印象を受ける高級感なのに、インテリアはちゃんと未来感がある」といった上質なキャビンへの称賛に加え、「アンビエントライトやマルチメディア化したインテリアなど進化がすごいね」と、先進機能の充実ぶりを評価する声も。
また、「物理スイッチも大切にしてるんだね」と、ディスプレイだけでなく世界初のヒドゥンスイッチなどを駆使して直感的な操作性を確保している点も好意的に受け止められています。
* * *
妥協なく電動化へ踏み出しながらも、セダンならではの美しさと極上の快適性を磨き上げた新型「ES」。この新世代セダンが日本の街を駆け抜ける日が今から楽しみです。(VAGUE編集部)
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みんなのコメント
インテリアの写真は載せないんだね
クーペルックのセダンじゃなくて
正統派セダンのスタイルで出してほしい。
若者に迎合したって買うのはオッサンでしょどうせ。