2020年シーズンのF1開幕戦オーストリアGPの予選が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得し、今季最初のポールシッターとなった。
ついに開幕を迎えた2020年のF1。史上最も遅い開幕戦の舞台であるレッドブルリンクの気温は25度、路面温度は53度まで上昇。週末一番の暖かいコンディションで予選開始時間を迎えた。
■F1オーストリアFP3:またもメルセデスワンツー。フェルスタッペン、ペレスが続く
■フェルスタッペンがトップでQ1通過
18分間の予選Q1がスタートすると、まずFP3でクラッシュを喫したニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がコースイン。そこにアルファロメオの2台が続いた。セッション開始から5分が過ぎるまでコース上にマシンが少ない状態だったが、徐々にアタックに出るマシンが増えていった。
まず好タイムを記録したのは、フリー走行から速さを見せているレーシングポイント。ランス・ストロールが1分4秒678を記録し、アルファロメオ勢に対し0.8秒の差をつけた。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンもアタックし、1分4秒326でトップに立った。
少し遅れてアタックに入ったメルセデス勢は、ボッタスが4番手。ルイス・ハミルトンは最初のアタックにミスがあり、14番手に沈んだ。しかし、そこはFP1からトップタイムを記録し続けてきたハミルトン。再度のアタックでフェルスタッペンと0.109秒差の2番手に食い込んだ。
一度目のアタックを終えて、上位にレッドブル、マクラーレン、レーシングポイント、フェラーリ、アルファタウリのピエール・ガスリーが0.5秒以内にひしめく一方、Q2に進出できる15番手をアルファロメオ、ハース、ウイリアムズの3チームで奪い合うようなオーダーとなった。
セッション後半、ほとんど全車が2セット目のソフトタイヤを投入し再度アタックへ。ストロールが1分4秒309までタイムを伸ばしトップに立つが、フェルスタッペン、ボッタス、ハミルトンが相次いでタイムアップ。フェルスタッペンがメルセデスのふたりを抑え、Q1のトップに立った。アレクサンダー・アルボン(レッドブル)はソフトタイヤ1セットでQ1を乗り切り、12番手となった。
15番手でなんとかQ2に歩を進めたのはロマン・グロージャン(ハース)。チームメイトのケビン・マグヌッセンを蹴落とした。ウイリアムズのジョージ・ラッセルがアルファロメオ勢を抑えて17番手となった。
Q1敗退となる16番手以下のオーダーは、マグヌッセン、ラッセル、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、今季唯一のルーキーであるラティフィが最下位となった。
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