日本への導入が待たれる七代目新型スバル・レガシィだが、その上陸までの間に、欧州製の競合モデルと比較して期待に胸膨らませて待ってみよう。まずは縦置きエンジンとAWDによるスポーツサルーンとしての地位を競い合うライバルとの比較だ。
新型七代目レガシィ(米国仕様) 全長×全幅×全高:4840×1840×1500mm ホイールベース:2750mm
マツダ3はランティスの再来?〈Mazda3 & LANTIS〉
アウディA4 45 TFSIクワトロスポーツ 全長×全幅×全高:4755×1840×1410mm ホイールベース:2825mm
アウディA4はレガシィと同様に縦置きエンジンにAWDというレイアウトで、素直な操縦性に走行安定性を兼ね備えた1台だ。
A4の全長はレガシィと較べて85mm短いが、反対にホイールベースは75mmも長い。さらに90mm低い全高とあいまって、伸びやかなデザインとなっている。なお全幅は同値である。
だが、価格帯はまったく異なる。先代レガシィと現行型A4の比較になるが、かたや2.5ℓ水平対向4気筒+AWDで302万4000円、こなた2.0ℓ直4ターボ+AWDで624万円と倍以上である。
最廉価グレードの35TFSIを選んだとしても447万円。だが、これは1.4ℓターボのFWDモデルの価格。あらためてお買い得なAWDサルーンというレガシィの立ち位置を認識することになった。
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