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【速報】新型フォレスターS:HEV 納期が激短縮!! スバルが本気出した…9月出荷分を国内割り当てってマジか

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【速報】新型フォレスターS:HEV 納期が激短縮!! スバルが本気出した…9月出荷分を国内割り当てってマジか

 2025年4月17日にデビューしたスバルの新型フォレスター。なかでも注目を集めているのが、トヨタ製のストロングハイブリッドシステムを搭載した「S:HEV」。発売直後から注文が殺到し、当初の販売計画を大きく超えたことで一時期「納期は一年超→受注停止か!?」と言われていたが、このたび国内向け割り当て台数増を決め、納期が激短縮。現在進んでいる商談では「今秋、10~11月には」とアナウンスしているという。まじか。短っ! 以下、状況を整理してお届けします。

文:ベストカーWeb編集部、写真:スバル、奥隅圭之

【速報】新型フォレスターS:HEV 納期が激短縮!! スバルが本気出した…9月出荷分を国内割り当てってマジか

【画像ギャラリー】新型フォレスター、デザインもめっちゃ武骨でいい!!(18枚)

新型フォレスターS:HEVは発売直後から注文殺到

 新型フォレスターは2025年4月3日に日本市場での先行予約を開始し、1カ月で1万1146台の予約を集め、5月31日までの約2カ月間での累計受注台数は約1万5000台という数字を積み上げた。当初の販売計画台数2400台/月に対し3倍以上の受注が入ったことになる。

 この膨大な初期受注のうち、8割がハイブリッド仕様(S:HEV)だった。

 これにともない(ガソリン車は納期3カ月程度に比べて)ハイブリッド仕様の納期は当初「一年超」とアナウンスされた。

 全国のスバル販売店では「買いたい」「待っていた」というユーザーに対して説明に苦慮。中には「トヨタ製のハイブリッド仕様だから納期が遅れているのでは」「トヨタさんから充分な量のハイブリッドユニットを回してもらえてないんじゃないか」という噂も流れていた(あくまで「噂」です)。

 こうした状況はスバル本社にも伝えられ、急遽グローバルでの販売計画を練り直し、国内向けの割り当て台数を増やすことを決定。納期短縮の見込みを各販売店に通達した。それでも2025年5月時点では、販売現場では「来年(2026年)3月までには納車」までしか言えなかったという。

新型フォレスターは2.5L水平対向4気筒NAエンジン+モーターの「S:HEV」と、1.8L水平対向4気筒ガソリンエンジン+ターボの2仕様。受注時の販売比率はHEVが8割、ターボが2割だった。価格は404.8万円~459.8万円

本日判明!「9月出荷」→「秋納車」の可能性

 そんななか、本日先ほど某スバル販売店関係者から編集部に朗報が届いた。

「これまで“2026年3月までに”という納期案内だったS:HEVですが、この5月末までに注文いただいたお客様には、2025年9月出荷分が割り当てられる見通しです、と通達することになりました。6月にご注文いただければ、10月~11月出荷分が割り当てられそうです」

 とのこと。つまり、最大「1年待ち」と言われていた納期が、最短「約4カ月」にまで短縮されたことになる。わずか数週間で、納期が12カ月超→9カ月→4カ月へと劇的に改善したのはお見事。

 新型フォレスターの納期が長期化したのにはやむを得ない事情もある。

 この新型フォレスターを生産する矢島工場(群馬県太田市)は、通常2本の生産ラインが動いているが、現在そのうち1本を新型BEV「トレイルシーカー」生産のため改修中(トヨタの次期bZ4Xツーリングもここで生産予定)。それでも想定内の受注であれば充分対応できたはずだったが、新型フォレスターS:HEVの人気は予測の遥か上を超えていった。

 そのため、発売後すぐのS:HEVの納期は「未定」「1年以上」と伝えられることになったが、そこでスバルは本来北米市場などに振り分けるはずだった車両を国内向けに再配分するという大胆な販売戦略の見直しに踏みきったわけだ。

 当編集部では「どれくらい短縮するのだろう」と注目していたが、まさかの半分以下。これは「日本のスバルファンを失望させたくない」という営業部門の強い意志によるものといえるだろう。

 スバルはどんなモデルも生真面目に年次改良(マイナーチェンジや装備更新)を実施することが通例となっており、(あまりないことではあるが)納期が「1年待ち」になるとオーダーをいったんストップすることが一般的(せっかく商談しても装備や価格が変わるため)。

 今回、スバルはこの販売機会損失を避けるため、急遽販売計画を大胆に見直したわけだ。

水平対向エンジンにトヨタ製HEVシステムを搭載した新型フォレスター。やや高額化したものの、売れ行きは予想以上。トランプ関税の影響を受け、北米市場での売上が不透明になる中で、スバルは嬉しい悲鳴だ

 すでに試乗した編集部員は「新型フォレスターのハイブリッド、すげえいいです。ちゃんとスバルらしいHEVになっています。これ、先代型に乗っていたファンはより(心に)刺さるんじゃないかな」と太鼓判を押している。

「新型フォレスターのハイブリッド、欲しかったけど1年待ちはちょっと……」と諦めていた皆さま、いま、いまがチャンスです。この週末、最寄りの販売店へ駈け込めば、今年中どころかうまくいけば今秋納車も狙えます。

投稿 【速報】新型フォレスターS:HEV 納期が激短縮!! スバルが本気出した…9月出荷分を国内割り当てってマジか は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

文:ベストカーWeb ベストカーWeb
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みんなのコメント

2件
  • ********
    国内生産の半分以上が北米輸出。

    関税でしばらく米国向けが減りそうだからじゃないのか?
  • SK-LV
    新型RAV4の予約がスタートする前に納品にメドをつけて、フォレスターのキャンセルを防ぎたいのだろう。一年じゃ遅い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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