ハンガロリンクで行なわれたF1ハンガリーGP初日。アルファタウリの角田裕毅にとっては、FP1でウォールにヒットする場面もあったため、満足とは言えない1日となった。
角田はFP1を通してリヤの挙動のナーバスさに苦しめられていた。ハードタイヤを履いたセッション序盤ではターン9でスピンしてしまい、ピットへ。その後ソフトタイヤを履いて周回し、トップ10圏内のタイムを出していたが、残り20分を切ったタイミングで再度スピン。今度はターン4で挙動を失った結果、ウォールにヒットしてしまい、マシンを降りることとなった。
■F1ハンガリーFP1:フェルスタッペンが好発進のトップタイム、アルファタウリ角田はクラッシュ
この影響で角田のマシンはギヤボックスにもダメージがあったようで、同日午後にスタートしたFP2でもセッションの大半を修復作業に使う羽目となってしまった。ただチームの懸命な作業の結果、終了間際にコースインする事ができ、全体17番手タイムとなる1分19秒671を記録する事ができた。
「今日は本当にがっかりしています」
角田はホンダのリリースにそうコメントした。
「マシンのリヤがとてもナーバスな感じで、特に高速コーナーでその傾向があり、ピエール選手と比較して僕が大きくタイムをロスしている部分でした。これを改善しようとトライしていましたが、マシンのコントロールを失ってウォールにヒットしてしまいました。不運にもギヤボックスにダメージがあり、午後に走行するためにはチームに大きな労力を強いてしまいました」
「メカニックたちが素晴らしい仕事ぶりでセッション終了前に修復を完了してくれて、FP2では1ラップのアタックをすることができました。僕にとってもエンジニアにもこのデータが役に立つので、今夜しっかりと確認していきます」
また角田はmotorsport.comに対して、今回のクラッシュが「全て自分のミス」だと認め、ここから学ぶ必要があると語った。
「改善をしようとした結果、ウォールにぶつかってしまいましたが、それでもあれはやってはいけないミスでした。ひとつのセッションをほぼ完全に無駄にしてしまいました。ここから学ばないといけません」
「明日はコンディションも変わると思います。どうなるかは分かりませんが、今日失った時間を準備によって補う必要があると思います。明日どうなるかを見ていきたいですね」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「ここまで苦しんだことはなかった……」角田裕毅、19番手に終わったF1中国GPスプリント予選の苦戦に困惑
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
5年ぶり開催のF1中国GP、路面は再舗装ではなくペイントしただけ? 複数のドライバーが不安視。サインツJr.「特殊な状況で処理されているみたい」
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?