この記事をまとめると
■トラックなどの車両に企業の情報を表示する看板車がある
歌舞伎町のエレクトリカルパレードが消える! ど派手な「宣伝トラック」はそろそろ見納めか?
■スクーターを看板車として活用するというアイディアが生まれた
■アドスクーター「Scoot Vision」について詳しく解説する
3輪EVスクーターに大型液晶ディスプレイを設置
トラックに限った話ではないが、荷台やボディに会社名、ロゴ、イメージキャラクター、連絡先などを表示している車両を見かけることがある。これらは一般に「看板車」と呼ばれており、自社の認知を高めることが目的になっている。エナジードリンクメーカーのなかには、ニューミニに自社製品をかたどった看板を取り付けて走行し、強いインパクトで話題を振りまいたという例がある。このことからもわかるように、車両は走る広告塔として一定の効果が期待できるのだ。
こういった効果を収入に繋げるべく、バスやタクシーでは一定のルールのもと、ボディやウインドウの内側などから通行人や通行車両に向けて、広告を掲載するサービスを行う事業者も多い。ただ、現代では不特定多数に向けたテレビ広告のような、マスマーケティングの効果が疑問視されるようになっている。車両広告はそのクルマの走行地域に限定されるという特性があるため、新聞の折り込みチラシと同様の効果が期待されているが、クライアントは伸び悩んでいるようだ。
箱バントラックの荷台部分を利用した広告もあるが、大音量でアダルトな広告をしていたものが悪目立ちした。結果、東京都などで条例による規制を受けるなどしたために、イメージダウンしてしまったといわれている。とはいえ、箱バントラックのインパクトはすさまじいものがあり、イベントなどでは効果を発揮している例もあるようだ。
アドスクーターが街を走る日もそう遠くない!?
トラックほどのインパクトではないが、スクーターの後部に広告看板を設置するといったアイディアが登場した。それが「Scoot Vision」だ。これは3輪EVスクーターの後部荷台の左右両面に、55インチの大型液晶ディスプレイを設置し、ここにあらかじめ用意した広告動画を表示させようというものだ。
荷台天井部には太陽光発電パネルを設置することで、一定の電源供給も可能になっている。車両全長は2.9m、全高は1.75mとコンパクトで、ディスプレイの位置は人が立って見るのにちょうど良い高さだ。すなわち、通行人やスクーターの周辺に集まった人たちを対象に、広告画像を流すのが効果的だということだろう。高画質な液晶ディスプレイだから、近くからでも違和感のない細密な映像が見られる。街角で映像を流す野立て看板のような利用法もあるが、イベント会場などでビジュアルインフォメーションのような使い方も可能だ。
同様の発想はアドトラックにも導入されており、こちらは画面が大きいのでLEDパネルが使用されている。ただ、これは道路運送車両法の保安基準に定められた灯火類に関する規定あるため、公道を走行した状態で画面を映すことはできない。
法律やそれに伴う基準の解釈は難しく、公開されている条文を呼んでもどこまで合法なのか判断することは容易ではない。LEDが普及し始めた当初、同基準のストップランプの光源数に関する解釈から、LEDストップランプが違法だと考えられていたこともあった。
しかし、LEDの普及が進んだこともあって「同時点灯であれば1光源と見なす」といった解釈がなされて、現在に至っているのだといわれている。しばしば、法律は時代に遅れることもあるので、将来的には液晶パネルやLEDパネルも、堂々と公道で走りながら表示できる日が来るかもしれない。そのときには、さらに楽しいパフォーマンスが期待できるだろう。
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みんなのコメント
「アドスクーターが街を走る日もそう遠くない!?」というけれど、既に複数社がやっているはず