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手が届く本物のオフローダー、スズキ・ジムニーの確かな手応え

掲載 16
手が届く本物のオフローダー、スズキ・ジムニーの確かな手応え

すべてが本格派。ヘビーデューティ感覚たっぷり

販売台数:2万7555台(2021年1~5月)
(ジムニー:1万9767台/ジムニーシエラ:7788台)

「こだわりのエンジン車」速い、楽しい、リーズナブル! スズキ・スイフトスポーツは知れば知るほど魅力的だ!

ジムニー人気グレード
1:XC(177万6500~187万5500円)
2:XL(161万1500~171万0500円)
3:XG(148万5000~158万4000円)

ジムニー人気ボディカラー
1:ジャングルグリーン
2:ミディアムグレー
3:ブルーイッシュブラックパール3

 現行ジムニーとジムニーシエラは2018年にデビュー。登場直後は「納車まで1年以上かかる」という情報が話題になった。現在でも納車まで半年ほどかかるようだ。月販台数は軽自動車のジムニーが3000台前後、登録車のジムニーシエラは1000~2000台をキープしている。
 高い人気の秘密は、ラダーフレームに前後リジッドアクスルのサスペンション、高低2段の副変速機を持つパートタイム式4WDを組み合わせた「本物のオフロードモデル」が、200万円以下で手に入る点だろう。

 スタイリングは丸みを帯びた旧型から一転、2世代前を思わせる角張ったフォルムに戻った。バンパーはブラック仕上げ。フロントグリル両脇に配したウインカーが1stモデルを思わせるなど、過去のエッセンスを巧みに取り入れているところも見逃せない。

 インテリアは機能重視でまとめられている。スクエアなメーターボックスやがっしりした作りの助手席側グリップ、ドアグリップなど、ヘビーデューティな雰囲気が伝わってくる。
 エアコンの調節はダイヤル式、その下のスイッチ(パワーウィンドウやESPスイッチなど)はピアノタッチ式と、確実性重視の操作系にも好感を抱く。

道なき道を着実に走破するメカニズム。普段使いもOK

 走りの面では、ジムニーに搭載された660cc3気筒ターボ(64ps)のパワー特性がなだらかになり、1.5リッター・4気筒(102ps)のジムニーシエラを含めて、サウンドが滑らかになったことに気づく。キャラクターを考えると動力性能は必要十分といえる。乗り心地も確実に向上しており、普段使いしやすくなった。

 オフロード性能は、期待を裏切らない。ラダーフレームが衝撃を受け止め、長いストロークを持つサスペンション、200mmを超える最低地上高、限られた力を増幅してくれるローレンジがチームを組み、道なき道を着実に走破していく。

 ハードなシーンに愛車を持ち込むユーザーは限られるだろう。しかし本物志向のヘビーデューティな手応えは、オンロードを走っていても伝わってくる。
 唯我独尊ともいえる独特の存在感は、今後も多くのファンを引きつけるに違いない。

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みんなのコメント

16件
  • 64のMTに乗ってます
    そろそろ車検ですが今でも運転していて楽しい車です
  • 陸サーファーならぬ陸ジムニー乗りや
    転売ヤーの声なんかガン無視して、
    ブレないジムニーの姿を貫いて下さい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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