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JASモータースポーツがホンダNSX GT3/シビックTCRでドライバー育成プログラムを開始

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JASモータースポーツがホンダNSX GT3/シビックTCRでドライバー育成プログラムを開始

 イタリアのJASモータースポーツは、ホンダNSX GT3/シビック・タイプR・TCRで次世代の若手ドライバーを育成する包括的な教育プログラム『JASモータースポーツ・ドライバーデベロップメント・プログラム』をスタートさせると発表した。

 JASモータースポーツは、ホンダ・レーシングのパートナーとして20年以上に渡りマシンを製作しており、世界中で活躍するホンダ/アキュラNSX GT3、さらにFIA WTCC世界ツーリングカー選手権でのワークス活動、またホンダ・シビック・タイプR・TCRの開発など、カスタマーレーシングプログラムをはじめさまざまな活動を担っている。

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 今回、ミラノに本拠を置くJASモータースポーツは、トップレベルのスポーツカーレースへの参入を目指す若手ドライバーに対する教育プログラムを実施することになった。プログラムは当初は18ヶ月のスパンで行われ、JASモータースポーツの技術者、マネージメントチーム、経験豊富なドライバーが提供するコーチングにより、オントラック、オフトラックの両面でプログラムを行っていくという。それぞれ重点が置かれるプログラムは下記のとおりだ。

・オントラック
タイヤ、燃料のマネージメント
耐久、スプリント両面でレース戦略の目標を達成する
悪天候時、トラフィックの中でのドライビング
ピットストップトレーニング
ピットと車両間でのコミュニケーション方法
予選ラップとレースペースの比較
ともに乗り込むドライバーとの妥協したセットアップの最適化
レースウイークにカスタマーチームへ協力する方法

・オフトラック
エンジニア、チームとの効果的なコミュニケーションのとり方
クルマの挙動とパフォーマンスを得る方法の理解
コース上での車両トラブルの兆候の理解
チームメイトとの最適なセットアップと協力する方法の構築
プロフェッショナルで、ポジティブな印象を作るメディアトレーニング
NSX GT3エボ、シビック・タイプR・TCRの技術的側面の理解

 プログラムでは、2020年にすでにNSX GT3を導入しているカスタマーチームに帯同し経験を積むほか、組織内の専門知識をもつプロフェッショナルによってサポートされる。目標とするのは、2021年にNSX GT3/シビック・タイプR・TCRを走らせるカスタマーチームに対して、ドライバーデベロップメント・プログラム出身のドライバーを配置することだとしている。

「JASモータースポーツは、常に未来に向けてコミュニティのなかで立場を強化し続けたいと模索している。若い才能ある個人がJASのなかで学び、これを支援することは、我々の継続的な成功の理由のひとつで、技術スタッフ、運営スタッフに高い評価をもたらしている」と語るのはJASモータースポーツCEOのアレッサンドロ・マリアーニ。

「これは、若手ドライバーに同様の機会を提供したい理由のひとつであり、優秀な若手が我々のファミリーに組み込まれ、国際的なモータースポーツの経験をもつベテランから経験を学ぶことができる。このプログラムは、有望なドライバーを完璧なブランドアンバサダーとして変えることを目的としているんだ」

 近年、GT3やGT4、TCRといったメーカー、もしくはメーカーの委託を受けたチューナーが販売するレーシングカーをチームが購入するカスタマーレーシングのスタイルが主流となっているなかで、ドイツメーカーを中心に、“販売したマシンを勝たせるためのドライバー派遣”は多くのメーカーが取り組んでいる。

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