現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【5月の新車販売台数ランキング・日産編】日産車のトップは手堅くノートが奪取! 話題沸騰の新型EV、アリアは何位にランクイン?

ここから本文です

【5月の新車販売台数ランキング・日産編】日産車のトップは手堅くノートが奪取! 話題沸騰の新型EV、アリアは何位にランクイン?

掲載 23
【5月の新車販売台数ランキング・日産編】日産車のトップは手堅くノートが奪取! 話題沸騰の新型EV、アリアは何位にランクイン?

第1位 ノート(6,626台)

日産ノート日産車の5月の売り上げナンバー1は、総合第5位(6,626台)のノートだ。昨年、革新的なモデルチェンジでノート、オーラ、オーラNISMOと積極的な攻勢を掛け、カー・オブ・ザ・イヤーも数々授賞していたから納得できるものだろう。“トヨタ車以外でナンバー1”の座は、惜しくもわずか121台の差で、ホンダ・フリードに軍配。ヤリスクロスを合算するヤリス(12,400台)には大きく離されているものの、ホンダ・フィット(3,068台)には、ダブルスコアの大差をつけて上回った。

【5月の新車販売台数ランキング・ホンダ編】トップは総合4位に食い込むフリード。ベスト20にはさらに3車種がランクイン!ステップワゴン、シビックは?

第2位 セレナ(2,577台)

日産セレナ第2位は、総合第14位(2,577)のセレナだ。セレナは、国内日産を支える主要車種のひとつであり、モデル末期でこの数字は見事という他ない。安定的に、常に需要があることを示している。ノア13位、ヴォクシー17位、ステップワゴン19位という拮抗した戦いが、Mクラスミニバンの戦いのシビアさを物語っている。先にモデルチェンジしたノア、ヴォクシーでも5月実績が前年割れしていることから見ても、まだ本来売れるべき台数を捌いているとは言えず、この後、セレナも含めて全車がモデルチェンジを終えてからが本当の戦いになると言えるだろう。

第3位 キックス(1,200台)

日産キックス第3位は、スタイルの良さと実用性の高さを兼ね備えたコンパクトSUV、キックスだ。総合28位(1,200台)の実績である。海外生産車でグレードバリエーションも限られていることを考えると、キックスのこのポジションは十分検討していると言えるだろう。おもなライバルはヤリスクロス(ヤリスと合算で12,400台)、とヴェゼル(2,540台)であり、これらと比べると、やや劣勢という状況ではある。

第4位 アリア(811台)

日産アリア第4位は、初登場のアリアが総合34位(811台)に食い込んだ。ご存知、日産新世代を代表するモデルである。アリアは100%電気自動車であり、価格の高い高級車であり、なおかつ、現状単一グレードしか発売されていない。以上すべて販売台数的には不利な条件だと言えるが、それでもこのランキングに入るのは立派。スタイリングの格好良さや、新しい生活などへの期待感から好成績に結びついたと思われる。なお、ピュアEVの元祖であるリーフは総合50位圏外。軽自動車のサクラはランキングに含まれないが、軽自動車ランキング内での躍進が注目される。

第5位 マーチ(509台)

日産マーチ第5位のマーチは、総合41位(509台)。デビュー年次が古く、新しいニュースも少ないが、手軽にアプローチできるBセグメントコンパクトとして一定の需要がある。ノートが全車e-POWER化したため、価格の安いコンパクトカーとしてマーチが受け皿になっていることもあるだろう。競合車としてはトヨタ・パッソ(総合18位/2,048台)を筆頭に、ダイハツ・ブーン、三菱ミラージュなどがあるが、パッソ以外はベスト50にランクインしていないので、マーチは競合車の中で2位というポジションにつけ、奮闘している。

第6位 エクストレイル(425台)

日産エクストレイル第6位は、総合44位のエクストレイル(452台)。エクストレイルと言えば、ノート、セレナとともに国内日産を支えてきた三本柱の1台だ。間もなく新型エクストレイルがお披露目されると思われ、現状のランキングは、モデルライフ末期としての数値である。熾烈を極める競合ライバル勢は、RAV4が総合22位、アウトランダーが同24位、CX-5が同33位、フォレスターが同37位、CR-Vが同45位といったところ。モデルチェンジによって大きな躍進が期待できるが、どこまで数値を伸ばすかを見守りたいところ。

以上、日産車は、トップ50ランキングに、トヨタの19台、ホンダの8台に次ぐ、全6台を送り込んだ。昨年はノートフィーバーの日産だったが、今年は、アリア、サクラ、エクストレイル、フェアレディZなどなど、人気モデルのモデルチェンジが目白押しだから、ランキングの変動に注目していきたい!

日産車のトップ50ランキング

1位[5位] 日産ノート 6,626台(111.1%)
2位[14位] 日産セレナ 2,577台(74.5%)
3位[28位] 日産キックス 1,200台(52.1%)
4位[34位] 日産アリア 811台(ー%)
5位[41位] 日産マーチ 509台(89.3%)
6位[44位] 日産エクストレイル 425台(64.8%)
※[]内は総合順位、()内は前年比

2022年5月 新車販売台数ランキング

1位 トヨタ・ヤリス 12,400台(74.4%) 
2位 トヨタ・カローラ 9,424台(125.8%)
3位 トヨタ・ルーミー 7,704台(66.4%)
4位 ホンダ・フリード 6,747台(153%)
5位 日産ノート 6,626台(111.1%)
6位 トヨタ・アルファード 5,192台(87.3%)
7位 トヨタ・シエンタ 4,262%(109.1%)
8位 トヨタ・ライズ 3,652台(58.3%)
9位 トヨタ・アクア 3,288台(110.8%)
10位 トヨタ・ハリアー 3,188台(50.5%)

11位 ホンダ・フィット 3,068台(151%)
12位 トヨタ・ランドクルーザーW 2,820台(115.2%)
13位 トヨタ・ノア 2,720台(86.8%)
14位 日産セレナ 2,577台(74.5%)
15位 ホンダ・ヴェゼル 2,540台(62.6%)
16位 スズキ・ソリオ 2,232台(70.7%)
17位 トヨタ・ヴォクシー 2,157台(42.6%)
18位 トヨタ・パッソ 2,048台(75.9%)
19位 ホンダ・ステップワゴン 2,025台(95.6%)
20位 トヨタ・プリウス 1,939台(60.7%)

21位 SUBARUインプレッサ 1,925台(84%)
22位 トヨタRAV4 1,813台(37.9%)
23位 スズキ・スイフト 1,772台(88.7%)
24位 三菱アウトランダー 1,686台(1,832.6%)
25位 トヨタ86 1,600台(333.3%)
26位 スズキ・クロスビー 1,310台(121.6%)
27台 トヨタC-HR 1,243台(94.2%)
28位 日産キックス 1,200台(52.1%)
29位 ダイハツ・ロッキー 1,146台(82.2%)
30位 スズキ・ジムニーW 1,090台(107%)

31位 ホンダ・シャトル 894台(98%)
32位 マツダMAZDA2 837台(62.3%)
33位 マツダCX-5 812台(97.8%)
34位 日産アリア 811台(ー%)
35位 三菱デリカD5 794台(128.3%)
36位 トヨタ・クラウン 785台(53.8%)
37位 SUBARUフォレスター 783台(60.7%)
38位 トヨタ・カムリ 657台(101.7%)
39位 トヨタ・ハイエースW 635台(90.1%)
40位 レクサスNX350H 557台 (ー%)

41位 日産マーチ 509台(89.3%)
42位 ダイハツ・トール502台(56.5%)
43位 ホンダ・オデッセイ 482台(32%)
44位 日産エクストレイル 425台(64.8%)
45位 ホンダCR-V 389台(165.5%)
46位 三菱エクリプスクロス 378台(56.2%)
47位 ホンダ・シビック 355台(366%)
48位 マツダMAZDA3 341台(35.3%)
49位 レクサスIS300H 315台(75.9%)
50位 SUBARU・BRZ 300台(ー%)

※()内は前年比

こんな記事も読まれています

メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
グーネット
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
月刊自家用車WEB
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
AUTOSPORT web
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
AUTOCAR JAPAN
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
Auto Messe Web
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
グーネット
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
くるまのニュース
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
AUTOCAR JAPAN
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
driver@web
3/4サイズの「セブン」は50ccの原付きカー! ワンオフで製作してナンバー取得済み。左足アクセル仕様の理由とは【マイクロカー図鑑】
3/4サイズの「セブン」は50ccの原付きカー! ワンオフで製作してナンバー取得済み。左足アクセル仕様の理由とは【マイクロカー図鑑】
Auto Messe Web
「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
AUTOCAR JAPAN
自動車のカタログ好きは集まれ! ACC・JAPANが東京交歓会を開催
自動車のカタログ好きは集まれ! ACC・JAPANが東京交歓会を開催
driver@web
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
AUTOSPORT web
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
グーネット
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
レスポンス
藤原慎也、2026年にダカールラリー挑戦へ「自分史上最大のプロジェクト。果てしない過酷な道を走破したい」
藤原慎也、2026年にダカールラリー挑戦へ「自分史上最大のプロジェクト。果てしない過酷な道を走破したい」
AUTOSPORT web
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
AUTOSPORT web
“6速MT”もある新型「トルネオ」!? SUV風デザインが超カッコイイ! 日本でも”最高にちょうどいい“「コンパクトミニバン」とは
“6速MT”もある新型「トルネオ」!? SUV風デザインが超カッコイイ! 日本でも”最高にちょうどいい“「コンパクトミニバン」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

23件
  • トヨタがトップテンの9割の中、日産ノートは大健闘だと思います。
  • よし、日産頑張れ!
    トヨタに負けるな!
    総合1位を奪取だ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村