営業仕事と併せ、クライアントのフォローアップトレーニングがあり、久しぶりに奈良市までやってきました。
訪問先はトレーニング担当の栗田工場長。普段はこのディーラーグループのPDIに常駐されているので、ちょっとお邪魔してみました。皆さんPDIって言葉、分かりますか?Pre-Delivery Inspectionの頭文字で、納車前のクルマの点検や磨き作業プラス、アクセサリーの取り付けなどをする工場を指します。
そこで目にしたのは、整備で入庫しているクルマに加え、数多くの納車点検待ちの新車や中古車です。ふだん皆さんは目にしないワークショップかと思いますが、グループ本部の近くにあるPDIを覗いてみましょう。場所は奈良市内の住宅地近隣なので、通りがかる方々は分かるだろうが、幹線道路沿いなどではないので目に触れることは少なさそうだ。
奥でリフトアップされるのは中古車だろう、納車点検を受けている。こちらのディーラーグループ名はTIグループで、関西圏を中心に複数のジャーマンブランドを展開する、30年以上の歴史を持つ老舗だ。お付き合いはけっこう古く、複数のブランドでご利用いただいている。今までお話しを聞いた中で面白かったのは、奈良ではあるアルの話しであろう、歴史的な遺跡案件だ。ショールームなど、新築や建て替えでも地面に穴を掘ることになるが、掘った際に遺跡が出ると大騒ぎになる。工事は中断されるだろうし、その間は建築が進まないから納期もずれ込み、スケジュール調整が大変だそうだ。他の街では考えられないが、奈良では実際にある話しだから笑ってられないですね。
別棟のワークショップに入ると、BMWだけでなく、MINIも磨きの最中。後述する純正アクセサリーに「カーケアセット」もあるが、ほとんどのお客様が新車時にボディーコーティングをオーダーする。リフトなどが無い少し広い専用スペースで、ご担当が専用工具を使いながら1台1台、手をかけて磨くことになる。明るいライトも備わっており、車を照らしながら作業に当たっていた。ワタシが現場に居たころはすべて外注だったけど、最近は大半のメーカー(インポーター)が必要な溶剤などを用意していて、売上げ的にも重要なパーツの一つと言えるだろう。
ブラック系のMINI COUNTRYMAN。実は濃い色のクルマって、傷が目立ちやすいから気を使うんですよ。作業の最終段階で仕上げの最中だから、こちらも気を使います。これがボディーコーティングキット。その中身。こちらは最近のトレンド、というか装着率が年々上がっている「ドライブレコーダー」で、これもメーカー純正が用意されている。MINIのロゴが入っているのがミソ。ロゴ入りは重要な要素で、MINIオーナーは嬉しいだろう。 トレーニングは、新装開店したショールーム上階の会議室で行ったため、新CIでリニューアルした本店も併せて見学です。2025年後半にリニューアルを完了したそうで、外観はもちろん内装も最新のCIで生まれ変わった。ワークショップも綺麗に、しかも屋内仕様に変わって働く人たちの環境も向上しているから、社員満足度も上がりそうだ。昭和の頃は屋内型などまったく無かったから、夏は暑く冬は寒いのが当たり前田のクラッカーで、今から考えれば劣悪な環境でしたね。
これはショールーム裏のワークショップ。いくつか個室も用意されている。綺麗なグリーンのM5が格好イイ!新CIのお店は年々増えているし、お邪魔するといつの間にか変わっていることも多い。以前のホワイト系とは変わって薄暗い印象があるが、その分ラグジュアリー感が増した感じ。皆さんもお近くのお店をチェックしてみては如何だろうか。
お問い合わせは下記まで。Nara BMW本社ショールーム630-8127 奈良市三条添川町7-26TEL:0742-35-8632OPEN 10:00~18:30(定休日:月曜日・第1・2・3火曜日)https://motoren-ti.bmw.jp/nara
Text&Photo:ナカタ ヒロユキ
【筆者の紹介】ナカタ ヒロユキ少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。
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