クロスオーバーワゴンとして2017年12月に誕生
スズキは大幅改良した小型SUVの『クロスビー』を10月2日に発表し、同日より販売を開始した。
【画像】スズキの小型SUVクロスビーがデビュー9年目の大幅改良! 全137枚
『スズキ・クロスビー』は、ワゴンのパッケージングと魅力的なデザイン、そしてSUVの楽しさを融合させた新ジャンルのクロスオーバーワゴンとして2017年12月に誕生。国内コンパクトSUV市場は当時から現在までに約5.4倍と大きく成長していることから、スズキとしても気合の入った商品改良となる。
クロスビーの購入理由はスタイルや外観で、競合車よりも評価が高い一方で、運転を楽にする機能や燃費の良さは低かった。また、クロスビーの商品イメージはカジュアルで可愛いイメージを強く持たれているが、格好良いというイメージはあまり持たれていなかった。
こういったユーザーの声や市場動向を踏まえ、都会的な『フロンクス』と本格クロカンの『ジムニー』に加え、クロスビーは格好良くスポーティなイメージにポジションチェンジすることで、幅広く充実した新しいスズキのSUVラインナップを目指した。
現行クロスビーのカジュアルで可愛いというイメージは踏襲しつつ、格好可愛いデザインにより、男女問わず選んでもらえるモデルを狙ったのだ。
ということで、新型クロスビーの商品コンセプトは『アクティブシーンに似合う個性的なデザインと広い室内空間を兼ね備えたコンパクトクロスオーバーSUV』となる。
ターゲットユーザーはライフスタイルにこだわりを持ち、人とは違う親しみやすいデザインを求める人。コンパクトで取り回しの良いサイズでありながら、広い室内空間の登録車を求める人。そして日常使いをメインとする一方、アクティブシーンでの使用も想定してクルマを購入する人とされた。
SUVらしさを強調しつつ
では、新型クロスビーとはどんなモデルなのか。その本質は3層のピラミッド構造で表すことができる。
時代が求める安心、安全、快適性能を実現する最新技術を土台に、コンパクトSUVとして使いやすい走行性能やパッケージングを中核とし、個性的で親しみやすいデザインをまとわせた。
エクステリアデザインは、SUVらしい力強さを目指した。水平基調のフードと厚みのあるフロント造形によるタフさ、そして大型のルーフエンドスポイラーと角張ったリアコンビランプにより、全長はそのままに、クルマ全体が大きくなったような力強さを表現。さらに前後バンパーに車体色を追加することで、材着樹脂によるプロテクト感を強調した点などが挙げられる。
インテリアデザインは、小型車らしい質感の高さを目指し新しい意匠とされた。上質な革と、ステッチを模した樹脂オーナメントを助手席前のパネルに採用。二段式のセンターコンソールは、SUVらしくT字型の骨格に見せている。
助手席前には630mLのペッドボトルや紙パック、ティッシュボックスを入れることが可能で、二段式センターコンソールには小物を上下トレイに収納できるようにして、使いやすさを向上。
トレイ先端にはクロスビーの文字を刻印し、愛着を感じるデザインに仕上げた。その他、ナビは10インチまで対応。ステアリングは機能と合わせ意匠を新しくし、ヘッドアップディスプレイも追加された。
実用域でも燃費がいいZ12Eエンジン
パワートレインは軽やかな走りと低燃費を両立するマイルドハイブリッドシステム(ISG)を採用。エンジンはスイフトから採用している実用域でも燃費がいいZ12Eエンジンとし、WLTCモードの燃費は2WDで22.8km/Lと約25%燃費が向上。4WD車も含め全車エコカー減税対象となった。
また、減衰接着剤を新採用することで車体剛性の向上と、それに合わせたサスペンション及びステアリングの設定により、快適な乗り心地と素直なハンドリングを実現。ボディ各所に吸音材など静粛性向上アイテムも盛り込んだ。
クロスビーの魅力のひとつは、広い室内空間と軽自動車並みの取り回しの良さだ。国内の2列シートSUVの中ではトップクラスの室内長を誇り、さらに、リアシートは左右独立で165mmのスライドと10段階のリクライニングが可能。最小回転半径は4.7mと、ハスラーの4.6mに迫る短さだ。
課題のひとつだった予防安全技術や運転支援機能も向上。スズキセーフティサポートとして、衝突被害軽減ブレーキ、DSPSIIを標準装備。さらに新機能としてアクティブコーナリングサポートが追加された。これは、カーブ走行時に想定以上にRがきつく思わず外側に膨らみそうな時に、内輪に軽くブレーキをかけるものだ。
そんな新型スズキ・クロスビー、価格は215万7100円からとなる。
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