ローライダーカスタムに影響を受けて超絶ドレスアップ!
20インチの12Jに合わせてフェンダーをワンオフ製作
「スポーツタイヤの歴史を振り返る」懐かしのタイヤ銘柄を覚えていますか?
強烈な個性で仕上げられたこのS15シルビアは、アメリカのローライダーカスタムに強い影響を受けた若きオーナーの愛機だ。
真っ先に目を引くホイールは、USブランドを代表するアシャンティの3ピース鍛造モデル“AF144”。前後20インチで、フロントに10Jマイナス40、12Jマイナス 38という強烈なサイズをインストールしている。タイヤサイズもフロント245/30R20、リヤ305/25R20と尋常ではない。ブレーキはロートラ製だ。
当然ながら純正ボディのままでは収まらないため、ホイールサイズに合わせてフェンダーやボディはワンオフでワイド化(F片側65mm R片側90mm)。前後フェンダーに大型のダクトを設けつつキャラクターラインを新設することで、壮麗なスーパースポーツのような雰囲気を生み出すことに成功している。
かろうじてテールランプで車種は判別できるものの、リヤセクションの作り込みも凄まじいレベル。バンパーはディフューザー面積を大幅に拡大して、よりアグレッシヴなスタイリングを構築。マフラーはワンオフの4本出しで、欧州スポーツ風デザインを採用している。
深みのあるボディカラーは、社外カスタム塗料を使ったキャンディレッドだ。光の加減や明るさによって、全く異なる輝きを放つ。
足回りは、自由度を求めて車高調ではなくJATSのエアサスでセットアップ。設定により3段階の車高をプリセットできるなど、日常での使い勝手も抜群に良いそうだ。
見た目だけに止まらないのがこのシルビアの凄いところ。ブラックアウトされたエンジンルームに鎮座するSR20DETは、アメリカのタービンキットをインストールしてパワーを増強。前置きインタークーラーやアルミラジエターなど、冷却系チューンも万全だ。
シートはコブラのミザーノをチョイス。レカロやブリッドをあえて外しているところにオーナーの強い拘りが感じられる。その他、内装パーツはレッドのカーボン転写でエクステリアとの調和を取るなど、細部フィニッシュも一切手は抜いていない。ドア開閉はガルウイング式だ。
リヤシートからトランクまでのセクションは、ロックフォードを軸にした“192オートデザイン”渾身のカスタムオーディオが展開されている。
何事もまずは見た目が大事で、そこで「イイ!」と思わなければ次の展開には結びつかない。魅せるを徹底追及した、フォトジェニックすぎるシルビア。このコンセプトは絶対にアリだ。
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みんなのコメント
こんなスタイルがあっても悪くないと思います。
俺の同じクーペで純正20インチだけど凄く普通