5月25日、ヤマハ発動機株式会社は2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースでファクトリーチームとして参戦する『YAMAHA RACING TEAM』の第2ライダーにMotoGPライダーのジャック・ミラーを起用すると発表。2度目の鈴鹿8耐参戦となるミラーは意気込みのコメントを語った。
8月1~3日に開催されるEWCの1戦となる伝統の鈴鹿8耐で、吉川和多留監督率いるYAMAHA RACING TEAMから中須賀克行と、未発表のWorldSBKライダー1名と参戦することになったミラー。ヤマハがファクトリーチームを参戦させるのは2019年以来となり、ヤマハも70周年を迎えるため、力が入ったレースとなる。
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2015年からMotoGPに参戦しているミラーは、2017年にはホンダ系チームから鈴鹿8耐に参戦して4位を獲得したことがあり、今回で2度目の参戦だ。3人目のライダーは未発表だが、WorldSBKライダーから選出することが決まっている。
まずは、第2ライダーに就任することに決まったミラーは以下のように意気込みのコメントを残している。
■ジャック・ミラー選手
「鈴鹿8耐でヤマハを代表して走れることを誇りに思うよ。2017年にヤマハに敗れて4位となったときからずっと、もう一度挑戦したいレースだったんだ。その権威あるレースで今回はヤマハYZF-R1を駆り、ファクトリーチームであるYAMAHA RACING TEAMの一員として戦えることは大きな喜びだよ」
「ずっと夢見てきたから、レースを制覇し、このような強力なチームとともに再び戻ってくる機会を得られたことは、この上ない喜びだよ。ヤマハのホーム(日本)で好成績を獲得したいと思う。日本のファンの熱い応援も楽しみにしているよ」
■小野哲(MS統括部 MS戦略部長)
「当社にとって創立70周年を迎える今年、レース部門における大きな活動の一つが鈴鹿8耐へのファクトリー参戦です。私たちが70年積み上げてきたチャレンジの新たな1ページとして、鈴鹿8耐では勝利を目指すとともに、70年間、支えてくれた世界中のファンの皆さんに感動を届けるべく、最高のライダーラインアップを模索してきました。そしてこのたび二人目のライダーを、MotoGPに参戦するジャック・ミラー選手に決定しました」
「MotoGPではダブルファクトリーの一角を担い、テスト・開発での貢献はもちろん、開幕戦からその戦う姿勢でヤマハチーム全体を引っ張り、前進する大きな力を与え続けてくれているとても大切な存在です。さらに鈴鹿8耐の経験もあり、優勝を目指すYAMAHA RACING TEAMにとってこれ以上ないライダーです」
「ミラー選手にはMotoGPと同様、経験と知見、情熱と闘志をチームに注いでもらい、世界中のファンの記憶に残るレースをともに披露しますのでぜひご期待ください。そして三人目のライダーについては後日あらためてご報告しますので、楽しみにお待ちください」
[オートスポーツweb 2025年05月31日]
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