現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 次期型はスバルXVからスバルクロストレックへ! 今年末から来年初めに登場!!

ここから本文です

次期型はスバルXVからスバルクロストレックへ! 今年末から来年初めに登場!!

掲載 19
次期型はスバルXVからスバルクロストレックへ! 今年末から来年初めに登場!!

 インプレッサの派生モデルとして誕生したスバルXV。もともとはインプレッサの車高を上げたクロスオーバーSUVとして登場したXVだが、今年末から来年初めにかけて登場する次期型XVは新たに車名を北米と同じく「クロストレック」に変更して登場するという。その動向を予測してみた。

文/ベストカーWeb編集部、写真/スバル、ベストカー編集部

次期型はスバルXVからスバルクロストレックへ! 今年末から来年初めに登場!!

■初代XVは2010年、3代目インプレッサ派生として登場

2010年に当時の3代目インプレッサの一部改良時に、5ドアハッチバック車に追加設定されたのがこの初代「インプレッサXV」

 そもそもXVの初代モデルとなる「インプレッサXV」は2010年6月、3代目インプレッサが一部改良を受けた際にクロスオーバーモデルとして誕生した。3代目インプレッサの5ドアハッチバックモデルをベースに専用のメッキフロントグリルとフロントバンパーを採用し、サイドクラッディングとルーフレールとルーフスポイラーを装着していた。

 初代インプレッサには1995年10月に似たような性格のグラベルEX(北米名:アウトバックスポーツ)を設定していたが、こちらは後に1997年に登場することになる初代フォレスターの原形モデルともなっていた。

2代目XV。この時から車名にインプレッサの名が外れるようになっていた

 XVは2代目となったGP系モデルから車名から「インプレッサ」が外れ、単にXV(北米名:初代クロストレック)と名乗るようになる。パワートレーンは1.6Lと2Lの水平対向DOHC2本立てで、のちに2Lマイルドハイブリッドが追加された。

 そして現行型となる3代目XVは、ベースとなった5代目の現行インプレッサスポーツをベースに2017年4月に登場。パワートレーンは当初、1.6Lと2Lの水平対向DOHCだったが、マイチェンで2LDOHCを2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERに換装している。

 なお、北米でのクロストレックにはスバルオブアメリカが2018年5月から2Lのプラグインハイブリッド車、「クロストレックハイブリッド」を設定していた。そのトランスミッションはトヨタTHSIIから技術供与を受けており、モーターにカムリハイブリッド用、バッテリーがプリウスPHV用のものを採用している。

■日本でも新生「クロストレック」として登場へ!

北米でのみ販売されている現行クロストレックハイブリッド。日本仕様にはない、トヨタの技術が盛り込まれたプラグインハイブリッド車だ

 さて、気になる次期型XVだが、これまで日本でも北米でもベースとなっていたインプレッサの発表が先だったのだが、販売関係者から話を聞くと、今回からその主従関係が逆転するのだという。

 具体的には、「XVの車名がなくなり、北米でも日本でも『クロストレック』という車名に統一され、フルモデルチェンジを受けることになります」というのだ。

 XVの名前がなくなるというのは日本のスバリストにとって意外な気もするが、実は北米での販売実績を見るとそうでもなかったりする。今年1~6月までの上半期の北米でのスバル車ではクロストレックが8万4126台でトップとなっており、2位のフォレスターの5万8674台に対して圧倒的な差をつけているからだ。

 すでに海外ではこの次期型クロストレックのテストカーの姿が目撃されており、その外観は現行モデル以上に「Dynamic×Solid」に「BOLDER」というデザインテイストを色濃く反映されており、厚みを増したフロントグリルとヘッドライトにはスバル車のアイデンティティである「コの字」型が強調されている。

■パワートレーンには新開発1.5Lターボ搭載か?

現行型XVが搭載する2Lマイルドハイブリッドのe-BOXER。次期型でもブラッシュアップされて継続採用される可能性が高い

 今のところ、次期型クロストレックの登場は今年末から来年初めにかけて、というのが予測されるスケジュールだが、主戦場が北米市場というクロストレックだけに今年11月に予定されているLAショーでワールドプレミアされる可能性も高そうだ。

 販売関係者の話によれば、「次期型はボディサイズも若干大きくなり、サイズアップします」とのことで、現在のフォレスターよりやや小さいくらいになるという。パワートレーンに関しては、現行レヴォーグ、そしてWRX S4に搭載されたSGP(スバルグローバルプラットフォーム)+フルインナーフレーム構造が採用されるのは間違いないところで、エンジンでは2Lのe-BOXERが継続採用され、新開発の1.5L直噴水平対向ターボ搭載の可能性が高い。

 さらに現行型の北米クロストレックが採用するプラグインハイブリッドが日本仕様に採用されるかどうかは未定だ。いずれにせよ、北米でも日本で売れ筋のSUVであるクロストレックだけに今から登場を期待して待ちたい!

こんな記事も読まれています

円安34年ぶり水準、トヨタは3000億円の増益要因、ガソリン補助金は5月以降も継続へ[新聞ウォッチ]
円安34年ぶり水準、トヨタは3000億円の増益要因、ガソリン補助金は5月以降も継続へ[新聞ウォッチ]
レスポンス
本土から離れた「離島」 クルマは所有できる? 車検や整備はどうしてる!? 海に囲まれた「島」ならではの事情とは
本土から離れた「離島」 クルマは所有できる? 車検や整備はどうしてる!? 海に囲まれた「島」ならではの事情とは
くるまのニュース
ヘルメットも楽々入っちゃう!シート下容量が大きいスクーターベスト5(国内)
ヘルメットも楽々入っちゃう!シート下容量が大きいスクーターベスト5(国内)
バイクのニュース
世界のxEV用インフラ市場、急成長へ 矢野経済が予測
世界のxEV用インフラ市場、急成長へ 矢野経済が予測
レスポンス
フェルスタッペンはハミルトン後任の“第一候補”……メルセデス代表「彼がどうするか次第」
フェルスタッペンはハミルトン後任の“第一候補”……メルセデス代表「彼がどうするか次第」
motorsport.com 日本版
日本人女性初のスーパーフォーミュラドライバー、Jujuこと野田樹潤選手がDHLフォーミュラEアンバサダーに就任
日本人女性初のスーパーフォーミュラドライバー、Jujuこと野田樹潤選手がDHLフォーミュラEアンバサダーに就任
レスポンス
845万円のトヨタ「超すごいヤリス」発売! 斬新デザインの反響は? 各100台限定の進化した“GRヤリス”展示も
845万円のトヨタ「超すごいヤリス」発売! 斬新デザインの反響は? 各100台限定の進化した“GRヤリス”展示も
くるまのニュース
美しいフレームラインで構成された電アシ「ZORO.」 CYCLE MODE TOKYO 2024/名古屋MCSに出展
美しいフレームラインで構成された電アシ「ZORO.」 CYCLE MODE TOKYO 2024/名古屋MCSに出展
バイクのニュース
【MotoGP】ヤマハで適応道半ばのアレックス・リンス、クアルタラロとは「なにか違うこと」が必要と実感
【MotoGP】ヤマハで適応道半ばのアレックス・リンス、クアルタラロとは「なにか違うこと」が必要と実感
motorsport.com 日本版
メルセデスAMG『G63』に改良新型、585馬力ツインターボを電動化
メルセデスAMG『G63』に改良新型、585馬力ツインターボを電動化
レスポンス
ENEOSなど3社、EVのバッテリー交換ステーションを京都に開設 最短5分で交換
ENEOSなど3社、EVのバッテリー交換ステーションを京都に開設 最短5分で交換
日刊自動車新聞
ルノーはベストセラーモデルに新風を吹き込む 新型「クリオ」の全情報とドライビングインプレッション!
ルノーはベストセラーモデルに新風を吹き込む 新型「クリオ」の全情報とドライビングインプレッション!
AutoBild Japan
伊豆縦貫道「最南端区間」開通で「25分短縮」も!? 全通まで大詰め 河津~下田の「危険な山道」解消から1年「驚きの効果」とは
伊豆縦貫道「最南端区間」開通で「25分短縮」も!? 全通まで大詰め 河津~下田の「危険な山道」解消から1年「驚きの効果」とは
くるまのニュース
フォルクスワーゲン・グループ 自動運転、自律走行分野でモービルアイとの協力関係強化により、高レベルな機能へ加速
フォルクスワーゲン・グループ 自動運転、自律走行分野でモービルアイとの協力関係強化により、高レベルな機能へ加速
Auto Prove
2月の新車販売ランキングで軽はN-BOXだが登録車はカローラシリーズが1位! まだまだ「潜在顧客」の多いカローラが2024年は勢いを増す予感
2月の新車販売ランキングで軽はN-BOXだが登録車はカローラシリーズが1位! まだまだ「潜在顧客」の多いカローラが2024年は勢いを増す予感
WEB CARTOP
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」はどんなモデルに!? コンパクト×カクカクの「本格SUV」登場へ! 待望の「新ランクルシリーズ」とは
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」はどんなモデルに!? コンパクト×カクカクの「本格SUV」登場へ! 待望の「新ランクルシリーズ」とは
くるまのニュース
ヤマハ「NIKEN GT」 2024年4月21日をもって受注を終了
ヤマハ「NIKEN GT」 2024年4月21日をもって受注を終了
バイクのニュース
ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
レスポンス

みんなのコメント

19件
  • >次期型はボディサイズも若干大きくなり、サイズアップします

    現行でさえ先代フォレスター より既に幅広である。どこまで幅を広げれば気が済むのか?コンパクトなことがこの車種のメリットではないのか?
  • ECVTと燃費が悪いボクサーは継続かなww
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220.0295.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

110.2286.7万円

中古車を検索
XVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220.0295.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

110.2286.7万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村