2024年に日本登場のホンダ WR-V。インド生産の輸入車のお手並み拝見とばかりに、デビュー時には注目されたが、以降は存在感がやや薄め。このまま埋もれさせるにはもったいないWR-Vをフィーチャーし、改めてその魅力をお伝えする!!
※本稿は2026年3月のものです
【画像ギャラリー】この広さマジ!? コンパクトSUVなのに積めすぎだろ!! ホンダ WR-Vのデカすぎラゲッジ容量458Lをギャラリーで(16枚)
文:岡本幸一郎/車両解説:永田恵一/写真:奥隅圭之、ホンダ
初出:『ベストカー』2026年4月10日号
成長の期待も含めて評価するのが面白い
ホンダ WR-Vはインドで生産されて日本に輸入されるコンパクトSUVで、サイズ的にはヴェゼルに近いが、いろいろ割り切って圧倒的に安い価格を実現している。
なにせ上級グレードでも車両価格は250万円未満を維持していて、今回のオプション込みの車両でも、いまどき300万円を切っているのだからエラい。
ただ、販売的にはスタートダッシュこそ勢いがあったものの、その後はすっかり落ち着いてしまい、あまり話題にも上らなくなったのは否めない。
やはり目の肥えた日本のユーザーには、ハイブリッドとか4WDとか最新の先進運転支援装備といった付加価値が求められるということだろうか。ヴェゼルに目が向くのもやむなしなのかもしれない。
でも、目新しさはないけど若々しさはあるし、悪くないと思うんだけどな。
WR-Vで改めて感心するのは荷室の広さだ。実にクラストップレベルの458Lの大容量を誇り、リアシートを倒すと最大約2.2mの長尺物だって積めてしまう。
後席の居住性も確保されていて、このクラスとしては珍しく後席向けの空調の吹き出し口が設けられているのもポイントが高い。
走りの仕上がりもそつがなくて乗りやすく、1.5L直4の元気のいいサウンドもホンダらしくていい。
価格が安いだけじゃなくて、中身もなかなか充実していて、本当にお買い得な一台だと思う。
e:HEVモデル以外にも良車はある!
フィットなどと共通のプラットフォームを使うコンパクトSUVで、インドで生産される輸入車。
1.5L直4・NA+CVTのみというパワートレーンなど全体的にシンプルなモデルながら、このクラスのホンダ車らしい広さに加え、このご時世に214万9400円からという価格もありがたい。
●ホンダ WR-V Z + 主要諸元
・全長×全幅×全高:4325×1790×1650mm
・ホイールベース:2650mm
・車両重量:1210kg
・エンジン形式:直4DOHC
・総排気量:1496cc
・エンジン最高出力:118ps/6600rpm
・エンジン最大トルク:14.5kgm/4300rpm
・モーター最高出力:―
・モーター最大トルク:―
・駆動方式:2WD
・サスペンション(前/後):ストラット/車軸
・ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング
・タイヤサイズ:215/55R17
・価格:254万9800円
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