計19機に
ANA(全日空)が2025年6月17日、フランスで開催中の「パリ航空ショー」で、国際線仕様機に導入される新たなビジネスクラスを披露しました。実装は2026年度からで、19機の「ボーイング787-9」に順次設置される計画です。この新シートは、どういったものなのでしょうか。
【写真】やば広…!これがANAの「新ビジネスクラス」全貌です
シートの名称は「THE Room FX」。座席の横配置は1-2-1列、全席から通路へ直接アクセスできるレイアウトが採用されたフルフラットシートで、2019年よりANAのボーイング777-300ER長距離国際線仕様機に搭載されているビジネスクラス「The Room」と共通点が見られるデザインとなっています。
「The Room」は前向きと後ろ向きの座席を交互に配置することで1席あたりの占有面積を向上させることに成功し、背もたれが一般的なビジネスクラス2席分はあろうかという横幅があることが特徴。その広さから、旅行ファンからは「ファーストクラス顔負け」と好評を博すビジネスクラスです。
このシートは構想から7年以上がかけられたもので、横幅は最大で105cm、前後幅は約194cmとなります。これまでのシートよりも横幅が一段と広くなったことで、シートからソファの概念が採用されており、あらかじめ背もたれをリクライニングさせたプリリクライニング方式を採用。レッグレストを水平にすることでソファからベッドへもなる、乗客の過ごし方に合わせた空間作りが可能といいます。
787の胴体は777より小さいものの、同社は「787のビジネスクラスシートでありながら、『THE Room』と変わらないシームレスな顧客体験を提供し、中型機の同クラスシートとしては世界トップクラスになります」としています。また機能面においても、従来より大型化された24 インチHDモニター、USB Type C・ワイヤレス充電設備、Bluetoothオーディオ接続などの機能面も向上させています。
なお、この新仕様が搭載される787-9には、全クラスで座席が刷新されます。ビジネスクラス以外にも、シートピッチ(座席の前後間隔)が「グローバルスタンダードでもトップクラス」(ANA)であることを特徴の新たなプレミアムエコノミークラス、ならびに「世界トップクラスのピッチ(座席の前後間隔)とリクライニング量」と同社がアピールする新たなエコノミークラスも実装される予定です。(乗りものニュース編集部)
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