レース活動成功にインスパイア
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、SUVの「Fペイス」の特別仕様車「FペイスSVRエディション1988」の受注を2022年6月17日より全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを通じて開始した。限定20台。
【画像】熟成すすんだ5L V8の魅力【特別仕様車「エディション1988」登場のFペイスSVRを詳しく見る】 全91枚
「FペイスSVRエディション1988」は、ジャガー・ランドローバーのパーソナライゼーションを専門におこなうスペシャリストチーム、SVビスポークが、1988年に世界スポーツプロトタイプ選手権で優勝した「XJR-9」の成功にちなんで作り上げた特別仕様車。
ジャガーとトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が共同開発した、V型12気筒エンジン搭載のカーボンファイバーモノコック製グループCおよびIMSA GTPスポーツプロトタイプ 「XJR-9」 は、1988年にレースにデビューし、すぐにデイトナ24時間レースで勝利を収めた。
そして、世界スポーツプロトタイプ選手権では、ジャラマ、モンツァ、シルバーストーン、ル・マン、ブランズハッチ、富士で6勝を挙げた。
ル・マンでの優勝は、1951年、1953年、1955年、1956年、1957年に「Cタイプ」、「Dタイプ」に続き、ジャガーにとって7度目の総合優勝。
「XJR-12」は、1990年にもル・マンとデイトナ24時間レースで優勝しており、1987年、1988年、1991年にも世界スポーツプロトタイプ選手権のタイトルを獲得するなど、ジャガーのモータースポーツの歴史において最も成功した時代を築いた。
ゴールドのアクセントが物語る
レースでの成功にインスパイアされた「FペイスSVRエディション1988」は、0-100km/h加速4.5秒、最高速度286km/hを誇る5L V型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(最高出力550ps/最大トルク71.4kg-m)を搭載するジャガー最高峰のパフォーマンスモデル「FペイスSVR」をベースに仕上げられた。
世界限定で394台が生産され、そのうちの20台が日本に導入される。
このモデルのために特別に配合されたミッドナイトアメジスト(グロスフィニッシュ)のエクステリアに、シャンパンゴールドサテンフィニッシュの22インチ鍛造アロイホイール、テールゲートに配したサテンゴールドのジャガーリーパーとスクリプト、「EDITION 1988」フェンダーバッジが装備される。
インテリアにはサテンゴールドのアクセントを随所に散りばめ、限定394台中の1台であることを表す「ONE OF 394」のディスクリプションをダッシュボードエンドキャップにレイアウト。
「FペイスSVRエディション1988」の価格(税込)は1760万円。
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