2025年F1マイアミGP決勝後、レッドブルは、3位でフィニッシュしたジョージ・ラッセル(メルセデス)がイエローフラッグ区間で十分に減速しなかった疑いがあるとする抗議を提出、スチュワードがその件について調査を行った。その結果、ラッセルにはペナルティは科されず、3位が確定。4位のフェルスタッペンの結果も変わらなかった。
レッドブルは、レース中、前を走るラッセルから5秒以内にとどまるようフェルスタッペンに指示しており、フェルスタッペンは実際、2.312秒差の4位でフィニッシュした。
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イエローフラッグ無視に関しては、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とカルロス・サインツ(ウイリアムズ)が審議対象となったことが公表されていたが、ラッセルへの審議は行われていなかった。しかしレッドブルは、抗議を提出、ラッセルは黄旗が出た際に、スロットルを戻したものの、黄旗ゾーン前と比較して減速が行われていなかったと主張した。
しかし、これを調査したスチュワードは、ラッセルは黄旗ゾーンで、その区間への進入時より速いスピードを出したと認めたものの、スロットルを戻していたため、通常のレース速度と比較すると“相対的な減速”が行われていたとして、競技規則に従っていると判断した。そのためスチュワードは、レッドブルの抗議は根拠がないとして、棄却した。
ガスリーとサインツ(ウイリアムズ)については、処分は『警告』にとどまった。ふたりとも、黄旗も停止車両も見えなかったと述べており、スチュワードは特殊な状況であったとして、それを考慮して、ペナルティを科さないことに決めた。
「利用可能な映像を確認すると、黄旗は1カ所のマーシャルポストからのみ掲示されており、非常に高速な区間において黄色の背景に対して表示されていたことが明らかである」とスチュワードは説明した。
「さらに、その場所にはライトパネルが設置されていなかったため、チームもドライバーも視覚的あるいは聴覚的な警告を受け取ることができなかった。また、黄旗の原因となった車両は、出口の後ろに隠れていたため、ドライバーの視点からは見えなかった」
「スチュワードは、これらすべてを特異な状況であると判断し、これらの軽減事由を総合的に考慮したうえで、ドライバーに対して警告を発するものとする」
なお、決勝最終ラップでルイス・ハミルトン(フェラーリ)とサインツが接触した件について、審議がなされた結果、スチュワードはペナルティを科さないことを決めた。
スチュワードは以下のように理由を説明している。
「55号車(サインツ)はターン17入口で44号車(ハミルトン)のイン側から追い越しを試み、両車はエイペックスで接触した。スチュワードは、両ドライバーに事故の責任があると判断した。というのも、55号車はドライビングスタンダードガイドラインに従えば、レーシングラインの権利を得る明確な位置には到達しておらず、同時に44号車は通常より早くコーナーに進入し、それにより追い越しを試みていた55号車のドライバーに影響を与えたためである」
「この接触について、いずれのドライバーにも主たる責任があるとは認められず、よっていかなる措置も取られない」
[オートスポーツweb 2025年05月05日]
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