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ロベルト・メルヒ、日本での生活はすっかり気に入った? スーパーフォーミュラ参戦への思いも語る

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ロベルト・メルヒ、日本での生活はすっかり気に入った? スーパーフォーミュラ参戦への思いも語る

 5月の富士戦より、6号車Team LeMans Audi R8 LMSのドライバーとしてスーパーGTのGT300クラスに参戦しているロベルト・メルヒ。元F1ドライバーでもある彼が、日本とヨーロッパで戦う今シーズン、そしてその先に見据えるものについて語った。

 現在はFIA F2に代役参戦しており、さらに某F1チームでもシミュレータ業務を行なっているというメルヒは、現在日本とヨーロッパを行き来する日々を過ごしているが、日本での生活にもすっかり慣れてきた様子。特に趣味の自転車を楽しんでいるようで、富士山周辺を既に5回も走ったという。

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「日本の道は最高だし、食べ物だって美味しいし、良い人ばかり……レースも素晴らしい。日本ではいつも楽しく過ごしているよ」とメルヒは言う。

 シリーズ2戦目からの参戦となったスーパーGTに関しては、順応する時間が十分でなかったこともあってか、ここまで3戦を戦ってノーポイント。メルヒは「ヨシ(片山義章/チームメイト)と助け合って、チームルマンが良い成績を残せるようにしたい。最終戦までに表彰台を獲得できればグッドだ。富士と鈴鹿以外は僕にとって初めてのサーキットなので、勉強も必要。僕の仕事はできる限りのことをして、少しでも前でフィニッシュすること」と謙虚に語る。

 そしてメルヒは7月のレッドブルリンク戦から、負傷欠場中のラルフ・ボシュンの代役としてカンポスからFIA F2に参戦している。彼にとっては実に4年ぶりのF2参戦となったが、復帰戦のレース2では、週末を通して苦しんでいたターボトラブルが解消されたことで21番手スタートながら優勝争いを展開。2番手でチェッカーを受けた(トラックリミット違反のペナルティで結果は3位)。

 その後の2ラウンドではトラブルが続きノーポイントに終わったものの、10~20代前半の若手ドライバーがひしめく中で存在感を放ってみせた31歳のメルヒ。続くF2のスパ・フランコルシャン戦はスーパーGT第5戦鈴鹿と日程がバッティングしているが、鈴鹿でのスーパーGTに出場する予定とのこと。それはつまり、ボシュンの復帰の目処が立っているということかと問うと、「だといいね」と話すにとどめた。

 そんなメルヒは、今後も日本でキャリアを積みたいという思いもあるようで、特にスーパーフォーミュラ参戦を希望しているという。

「(スーパーフォーミュラは)僕が若い頃から注目していたカテゴリーだ。マシンにはダウンフォースがあるし、5年くらい前の(2017年の規則改定前の)F1マシンと同じくらいか、それ以上に速いかもしれない。2016年のメルセデスの鈴鹿でのラップタイムは、スーパーフォーミュラとそんなに変わらないんじゃないかな」

「あのマシンは本当に気に入っているし、とても良い選手権だと思う。ぜひとも日本でスーパーフォーミュラとスーパーGTを戦いたい」

 そう語るメルヒに、スーパーフォーミュラで戦ってみたいドライバーはいるかどうかと聞くと「全員だよ!」と語り、さらにこう続けた。

「何人かのことは知っている。F2で一緒に入ったことのある松下(信治)、福住(仁嶺)、牧野(任祐)とか……。(サッシャ)フェネストラズとはレースをしたことがないけど、彼をはじめ良いドライバーがいるよね」

「関口(雄飛)とか、マカオF3で一緒だったドライバーも何人かいるね。あの時F3では僕の方が彼らより少し速かったけど、スーパーフォーミュラではもちろんそうはいかないだろう。ぜひ彼らと勝負してみたいね」

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