地元レッドブルリンクで開催された第1戦オーストリアGPで、レッドブル・ホンダはより丸みを帯びたノーズを投入した。中央上部の吸入口も、ふたつに分かれていない(赤矢印参照)。一方でフロントウイングを支える2本の支柱は、より中央に寄り間隔が狭くなった。
ボッタス「電気ノイズの問題は、解決とはいえないものの、ある程度改善」メルセデス F1シュタイアーマルクGP金曜
これは明らかに、メルセデスの影響といえるだろう(黄色矢印参照)。さらに支柱自体も、細くなっているのがわかる(青矢印参照)。その結果、前方からの気流はノーズ両側に付けられたケープ状のターニングベインへと、よりスムーズに流れて行く。このケープ自体、メルセデスが昨年のW10で採用したものだ。
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