システム出力292ps! スポーティな走りが自慢のPHVモデル
BMWのXシリーズは、あえてSUVを名乗らず、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の呼称を用いて「ライバルとは一線を画したダイナミックなキャラクター」を積極的にアピールしてきた。
X3は、1999年にローンチされたX5の弟分として2003年に1stモデルが登場。現在は3rdモデルになる。
BMW X5/X6/X7に搭載するディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッド技術を新装備
試乗車は、先ごろラインアップに加わった、X3初のプラグインハイブリッド、30eだ。
最高80kWを発するモーターと容量34Ahのリチウムイオンバッテリーで構成するプラグインハイブリッドシステムと組み合わせるエンジンは、2リッターの直噴ガソリン。184psの最高出力と300Nmの最大トルク、ツインスクロール式ターボを含め、20iグレードが搭載するユニットと同様だ。トランスミッションは8速ステップATである。
モーターとエンジン出力を合わせたシステム出力は、292ps。2リッターガソリン(184ps)の20iを104ps上回り、3リッターガソリン(387ps)を積むM40i比で95ps下回る。30eという呼称は、価格的にもポテンシャル的にも「2つの純エンジン車の中間」というポジショニングを示している。
EV航続距離は44km。通常ユースはEVとして振る舞う!
EV航続可能距離はWLTCモードで44km。完全にピュアEVとしての振る舞いを見せるこの状態では、冷間時でもエンジンは始動せず、当然ながら圧倒的な静粛性が印象的だ。EV状態でのパフォーマンスは必要十分。速い交通の流れにも無理なく乗れる。
電池容量が低下するとエンジンが始動し、ハイブリッド走行となる。だが、その状態での洗練度も高い。ただしBMWに期待する、スポーティさは残念ながらさほどでもない。
デフォルトの走行モードでも回生による減速力は、通常のエンジン車よりもやや強め。20km/h付近と思われる油圧ブレーキへのバトンタッチもスムーズで、減速時の違和感はほぼ皆無である。
乗り味は、ランフラットタイヤ装着に伴うマイナス面は気にならない。その一方で、ピッチモーションはやや大きめ。ワインディングロードでは「よく曲がる」印象は得られる一方、全般にBMW車らしからぬ「重々しさ」を伴う。これはフロントよりもリアの軸重が100kg以上も重い点が影響しているようだ。
30eは、電動化を期待する「時代の要請」が生み出したモデルという印象が強い。スッキリした乗り味を望むなら、「純エンジン仕様のほうがお勧め」と感じた。
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