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フロントウイングのアップデートなしのマクラーレンが初日完全制覇。新規制向けのテストはイモラで実施

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フロントウイングのアップデートなしのマクラーレンが初日完全制覇。新規制向けのテストはイモラで実施

 2025年F1スペインGPの金曜、マクラーレンのオスカー・ピアストリはフリー走行1=5番手/フリー走行2=1番手、ランド・ノリスはフリー走行1=1番手/フリー走行2=4番手と、マクラーレンが両セッションを制した。

 FP1で最速のノリスは2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.367秒差をつけた。FP2トップのピアストリと2番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)との差は0.286秒だった。なお、3番手フェルスタッペンと4番手ノリスのタイムは1分13秒070で同一だった。

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 スペインGPからFIAがフロントウイングの荷重テストを変更し、取り締まりを強化することを決めたため、ほとんどのチームが今回、新しいフロントウイングを持ち込んだ。フロントウイングに関して、申告対象となる変更を行わなかったのは、マクラーレン、メルセデス、アルピーヌだけだった。さらにマクラーレンは、今回、他のパーツも含め、アップデートコンポーネントはなしと申告している。

 マクラーレンは、フロントウイングについて、次のように説明した。

「我々は、イモラでのプラクティス中に、新しいフロントウイングの承認を行った。その際には、そのウイングはランドのマシンにしか装着されなかったが、シミュレーターではふたりともテスト済みだ」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=5番手(1分14秒294/28周)/フリー走行2=1番手(1分12秒760/28周)

「今日は浮き沈みのある一日だったが、最後に良い形で終えられたのは良かった。ただ、ライバルたちは速そうだ。フェルスタッペンは一日を通して速かったし、フェラーリも上位グループにいる。最後にはメルセデスも上がってきた。だから、明日は激しい争いになるだろう。まだ試してみるべきことや取り組むべきことがいくつか残っている」

「今日はいくつかのことを試した。良かったものもあれば、あまり良くなかったものもあった。学んでいる最中であり、そういう意味では良い一日だったと思う」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=1番手(1分13秒718/29周)/フリー走行2=4番手(1分13秒070/31周)

「まずまずの金曜日だった。FP1の方がFP2よりも感触が良かったが、今日はいろいろ試していたし、明日に向けて引き続き改善を目指していくつもりだ」

「ごく小さなことなんだ。僕たちが常にうまくできていることのひとつは、良いベースラインを持ってサーキットに臨むということだ。そのため、その後の改善は簡単ではない。でもそれは悪いことではなく、むしろ良いことだ」

「それによって、異なる方向性やアプローチを試すことができるし、少しでも良い感触を得ようとすることができるからね」

[オートスポーツweb 2025年05月31日]

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