現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 今度のモデューロXは「新型ヴェゼル」? ホンダアクセス、東京オートサロン2022で披露

ここから本文です

今度のモデューロXは「新型ヴェゼル」? ホンダアクセス、東京オートサロン2022で披露

掲載 5
今度のモデューロXは「新型ヴェゼル」? ホンダアクセス、東京オートサロン2022で披露

モデューロX 8作目はヴェゼルか

ホンダアクセスが手掛ける新型コンプリートカー「ヴェゼルe:HEVモデューロX」のコンセプトカーが披露された。

【画像】無限ヴェゼル、ヴェゼル・モデューロXコンセプト【どっちが好み?】 全69枚

東京オートサロン2022の会場で展示されている。

何よりの特徴は、見た目だけのモデルでないこと。

テストを重ねて練り上げた足まわり、空力を考慮してデザインされたボディパーツの効果が、「見て乗って実感できる」ことにモデューロXの魅力がある。

その名は、ホンダ車を知り尽くしたエンジニアが“匠の技”で熟成させた純正コンプリートカーのみに与えられるのだ。

その最新作に新型ヴェゼルが選ばれた。

実効空力 開発は実走、また実走

「ヴェゼルe:HEVモデューロXコンセプト」の開発テーマの1つが「実効空力」だ。

これは、日常の速度でも体感できる空力効果のこと。風を味方につけ、走行安定性を高める空力処理を意味する。

エアロダイナミクスを高めるには大きなウイングなどが必要に思えるが、モデューロXではボディの基本形状を大きく変えずに、「流気を整える」造形によりクルマの動きを安定させる。

本モデルの開発に際しては、これまでのモデューロXと異なるアプローチがあった。

かつてないほど実走テストに重点を置いており、開発当初のフロントエアロバンパーが日々形を変えていった記録からもそれは明らか。

走行テストの担当者とともに、スタイリング担当、さらに設計担当までがステアリングを握り、従来以上に実走を繰り返しながら空力パーツの形状・位置を突き詰めたという。

テストコースの走行を大幅に増やし、走って感じたことをデザイン担当者が形に反映させては、再び走行、それをまた改修する流れを繰り返す。

1cmの攻防 フロントのポイントは?

意のままの走りを達成するには、前後のリフトバランスが決め手と話すホンダアクセス開発陣は、こうして鍛えた実効空力とともに、専用に開発された足まわりを組み込んでいる。

接地荷重を“4輪へ均等に配分”でき、外乱に強くヨーの発生を抑えてスタビリティを高めているのだ。

こうしてできたエクステリアで目を惹くのが、ロングノーズ化されたフード先端形状。そこにXをモチーフにしたブラックのグリルを組み合わせ精悍な印象を放つ。

フロント部分の実効空力デバイスとしては、バンパー横に付くコブ状のエアロフィン、フロアへ流気を導くエアロスロープとエアロボトムフィン、リップスポイラーがポイント。

エアロフィンは形状と取付け位置(1cm移動するだけで効果が変わるという)を実走テストで決定。前輪まわりの流気を整え、ホイールアーチ内の渦流を排出させて直進性を高める。

リアセクションと内装についても開発は進んでいる。

発売の予定は?

リアでは、スカート下に設けられたギザギザ状の新空力デバイスに注目。後輪周囲の排出を促し、接地感を増して走行安定性を高める。

このほかリアまわりでは、ホイールアーチ後方にはフィンが付けられ、センターエアロフィン、ディフューザー形状も変えるなど、細部まで徹底的に空力を突き詰めた。

モデューロXの伝統である優れた操縦安定性を得るために、専用サスペンション・システム、専用18インチ・アルミホイールも採用されているから、実車のデビューが楽しみだ。

インテリアはブラック仕立てた。

専用のレッドステッチ本革ステアリング・ホイール、モデューロXロゴ入りのフロントシート(レッドステッチ)、シフトブーツ、メインスイッチが特別なモデルであることを主張する。

現時点ではコンセプトカーとして発表されただけで、発売時期・価格は未定だが、ホンダは「2022年内の発売を予定」とアナウンスしている。期待したい1台の登場だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
くるまのニュース
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
AUTOSPORT web
アルファ・ロメオ・トナーレでジュリエッタ乗りに出会う【新米編集長コラム#9】
アルファ・ロメオ・トナーレでジュリエッタ乗りに出会う【新米編集長コラム#9】
AUTOCAR JAPAN
ル・マン優勝のポルシェ「917K」がなんと550万円!? ホンダエンジンを搭載した子供向けジュニアカーの大きさは実車の7割…おもちゃにしては高すぎる!?
ル・マン優勝のポルシェ「917K」がなんと550万円!? ホンダエンジンを搭載した子供向けジュニアカーの大きさは実車の7割…おもちゃにしては高すぎる!?
Auto Messe Web
ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
AUTOSPORT web
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
レスポンス
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
AutoBild Japan
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
AUTOCAR JAPAN
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
レスポンス
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
くるまのニュース
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
くるまのニュース
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
AUTOSPORT web
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ベストカーWeb
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
Auto Messe Web
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
くるまのニュース
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
motorsport.com 日本版
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
レスポンス
待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
ベストカーWeb

みんなのコメント

5件
  • 旧型と比べて、微妙な感じがするから、モデューロXモデルが出るのは賛成!
  • ターボ・ツーリングがない時点で魅力無し、シビックは一環としてハイオク仕様 ぜひレギュラー仕様で復活させてくれ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8390.0万円

中古車を検索
ヴェゼルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8390.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村