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芳賀美里監督率いるMKS RACINGがスーパーGT復帰へ新体制での参戦目指す「交渉は最終段階」

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芳賀美里監督率いるMKS RACINGがスーパーGT復帰へ新体制での参戦目指す「交渉は最終段階」

 2025年のスーパーGT開幕へ向けてGT300クラスでもさまざまなチームから体制が発表されており、2月18日にはシリーズエントリーリストも発表されたが、その中でも新たな名として注目を集めたのが『MKS RACING』だ。2023年にGT300クラスを戦ったYogibo Racingを率いていた芳賀美里監督は、2025年の参戦に向けて一年間GTエントラント協会を休会していたが、自身のチームである『MKS RACING』での2025年の復帰に向けて間近であると語った。

 芳賀監督は2005~2008年にスーパーGTに参戦し、2008年にはGT300クラスでチームをシリーズチャンピオンに導いた実績をもつシリーズ唯一の女性監督。2021年にはYogiboとともにDrago CORSEとのコラボでスーパーGTに復帰し、2022年には単独チーム『Yogibo Racing』としてGTワールドチャレンジ・アジアにも参戦するなど、国内外で活躍を続けてきた。

合計43台が集うスーパーGTの2025年シリーズエントリーリスト発表。新たなチーム名も

 2023年シーズンはGT300クラスに参戦し、10ポイントを獲得するなど健闘したが、チームオーナーであるYogiboの事業戦略の変更により、2024年の参戦継続が困難に。その結果、やむなくスーパーGT参戦を休止する決断を下した。

 芳賀監督は、スーパーGT参戦に必要なエントラントの権利を一年間“休会”し、2024年は国内外のレースシーンを訪れ、レース関係者との交渉を進めながら、復帰の準備を着々と進めてきた。芳賀監督はYogibo Racingの協力を得て『MKS』という自身が代表を務める会社を設立し、Yogiboがレーシング事業部をMKSに移行。この会社がエントラントの権利をもつ。交渉は2024年中には順調に推移し、あるチームとのコラボレーションでの復帰が見えていたが、この計画はまとまらず。一時は復帰が危ぶまれる状況にあったという。

 しかし芳賀監督は2024年末、オートスポーツwebに語った「強くなって戻ってきたい」という言葉どおり「復帰を諦めていませんでした」という。2025年に入ってからも「すでに長い歴史を持つチーム」とのジョイントを計画し、国内外を行き来しながら進めてきた交渉は最終段階に入っているという。使用するマシンやドライバーラインアップはまだ不明だが、「近日中に発表したいと思います」という。

 プロモーション界の経験が豊富な芳賀監督は「私にしかできないやり方やアイデアを活かして、より良いチームに仕上げていきたいと思います」と、独自のスポンサーを得ながらチーム構築を進めている。

 エントリーはすでに受理されており、2月17日にその名が記された。2025年、どんな体制でスーパーGTを戦うことになるのか。「全貌は、まもなく明らかにできると思います」と芳賀監督は復帰に向けて強い意気込みをみせた。

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みんなのコメント

6件
  • d********b
    この記事のヤフコメに新アカでの太鼓持ちが大量に湧いてる
    組織的なのか単独で書いてるのか、なにしろ闇深く気味が悪い
    ここにもやって来るかもしれない
    こわいなーとづまりすとこ
  • thx********
    辞めとけ❗️
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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