アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを2位でフィニッシュ。今季最高リザルトを更新したが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を倒すことはできなかった。
アロンソは皮むきしたハードタイヤでレースをスタート。一方のフェルスタッペンはミディアムタイヤを履いていた。
■フェルスタッペン、F1モナコGP完勝も一時は雨でコントロール失う「ある意味、ウォールに当たって良かった……」と安堵
序盤はフェルスタッペンがリードを拡大していったものの、タイヤのデグラデーションもあり、2台のギャップは9秒前後で一進一退の状況となった。
フェルスタッペンが動くに動けなかったのは、雨が降り始める懸念があったからだ。ミディアムタイヤを履くフェルスタッペンが先にピットに入り、アロンソがピットインする前に雨が降ってきてしまえば、フェルスタッペンはピットストップ1回分ロスすることになってしまう。
そして52周目、ついにミラボー周辺で雨粒が落ち始める。しかし雨が降っているのはコースの一部で、各チームは難しい決断を強いられた。
アロンソは55周目にピットインし、ミディアムタイヤを装着。一方でフェルスタッペンはインターミディエイトタイヤを履き、判断が分かれることになった。
しかしアウトラップの時点ですでに雨が強まっており、アロンソは2周でミディアムタイヤを諦め、再度ピットインしてインターミディエイトタイヤを履かざるを得なかった。
後方との差が大きかったことから、アロンソがポジションを落とすことはなかったが、20秒以上をロスしたことで、今季初優勝を目指すチャンスを失ってしまった。
アロンソは、ピットストップを決断した時点で路面はスリックタイヤで十分走れるほど乾いており、雨も小雨が降る程度にすぎないと予想していたと説明した。
「TVの取材でもこの質問を受けたけど、僕はそれについて驚いたんだ」
「僕はコックピットからレースを見ていて、みんなは外から見ていた。僕としてはターン7とターン8を除けば、あの周に路面が完全に乾いていたのは明白だった」
「そんな状態で、なぜインターを履くんだ? トラックの99%はドライだったんだ」
「僕はドライタイヤをもう一度履くためにピットインした。天気予報では小雨が降るとされていた。チームもレーダーでそれを見ていたんだ」
「ドライタイヤを履き、必要ならインターに変えられるマージンが後ろにあったんだ。分からないけど、その分余計安全だったのかもしれない」
「ターン5~8を通過するまでの1分半の間に、全く変わってしまった。これらのコーナーに差し掛かったときにはとても濡れていたんだ。でも、(最初に)ピットストップした周はまだ完全に乾いていた」
アロンソは、ドライコンディションではフェルスタッペンに勝つチャンスがあるとは思っていなかったと説明。少なくともチームがスタート時のタイヤ戦略でレッドブルと違う戦略を選んだことを「積極的」だと称賛した。
この戦略は、ハードよりもミディアムの方がデグラデーションが激しいという予想の下選ばれたモノだが、アロンソはフェルスタッペンが履くミディアムタイヤのデグラデーションの少なさに驚いたという。
「正直なところ、チャンスはなかったと思う。1列目からスタートするのにハードタイヤを選択し、上位陣と逆のことをやろうとするのは普通ではない」
「これはチームのコミットメントと、アストンマーチンの全員が勝利を得るためにどれだけアグレッシブであったかを示している」
「その戦略には、いくつかのマイナス面があることは承知していた。表彰台を逃す可能性があることは分かっていたんだ」
「でも今朝話し合って、今年は表彰台を何度か獲得しているから、オール・オア・ナッシングでいこうと決めたんだ。戦略は良かったと思う。でも、ミディアムタイヤの挙動は驚くほどよかった」
「もっとグレイニング(ささくれ摩耗)が進んだり、デグラデーションが進んだりすることを期待していたのに、マックスは素晴らしいペースで50周を走ることができた」
「それが彼がレースに勝った理由だ。戦略のせいではなく、彼が我々より速かっただけだ」
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